東京都文京区、JR駒込駅からほど近く紅葉の名所としても知られる六義園(りくぎえん)は、春にはしだれ桜と大名庭園のライトアップも美しい回遊式築山泉水の江戸期を代表する大名庭園です。
こんな都会の真ん中に、こんなに素晴らしい紅葉の観れる庭園があるなんてすごいですよね。気軽に行けるのがいいですね。
その六義園の2016年の紅葉についてご案内します。
ちなみに、「ろくぎえん」じゃなく「りくぎえん」と読みます。えっ、知ってました。失礼しました。
六義園の紅葉情報、ライトアップ期間は?
六義園では、例年11月下旬の見頃になると、イロハカエデ、モミジ、イチョウが庭園を鮮やかに彩り、園内のいたる所で紅葉が楽しめます。
紅葉の季節には今年で16回目を迎える秋のライトアップが行われます。
2016年(平成28年)は11月19日(土)~12月7日(水)の期間行われ
開園時間が9時~21時(最終入園は20時30分)となります。
*それ以外の通常期間は午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)です。
ライトアップの時間は日没~21時までとなります。
この期間中は山や池が配された園内のいたる所で紅葉が楽しめます。
昼の日光に映える庭園と夜の幻想的にライトアップされた庭園の2つの異なった雰囲気の圧巻の紅葉を楽しむことができます。
特に園の北西、水香江あたりの紅葉は見応えがあります。
『つつじ茶屋』や『渡月橋』からの美しい景色は一見の価値ありです。
六義園の紅葉の見頃は?
例年11月中旬頃より色づき始め、11月下旬頃に一番の見ごろとなります。
ただ、紅葉の色づき状況は天候や気温に左右され、日々変わっていきますので、実際の見頃情報は、直前に確認が必要です。
六義園のアクセス方法は?入園料は?
◆公共交通機関
JR山手線・東京メトロ南北線「駒込」(N14)下車 徒歩7分
都営地下鉄三田線「千石」(I14)下車 徒歩10分
◇公園内には駐車場はありません。
六義園周辺にコインパーキング式をはじめ10数か所の有料駐車場があります。
正面入り口に近いのは文京グリーンコート駐車場(収容台数114台)です。
◆入園料について
・65歳以上150円
・小学生以下または都内在住在学の中学生無料
・身体障害者手帳、愛の手帳、精神障害者保健福祉手帳 または療育手帳持参の方と付添の方は無料
六義園の楽しみ方やお食事どころは?
◆もみじ茶屋…軽飲食の販売(荒天時休業の場合あり)
吟花亭跡付近で行われる軽飲食の販売です。
販売時間は10時~20時です。
吟花亭跡は六義園の北西の奥まった場所にある作庭当時から、お花見をする場所として使われていたという場所です。
目の前に大きな桜とたくさんツツジがあります。
今年も、くるみ味噌のタレがおいしい「三福だんご」(310円)や「ソフトクリーム」(370円)、温かい「豚汁」(500円)などがいただけるとおもいます。(価格は昨年のもの)
◇抹茶茶屋
【吹上茶屋】9時~20時30分(ラストオーダー20時)《常設》
【心泉亭】平日:12時~20時(ラストオーダー19時30分)《期間中のみ》
土日祝:10時30分~20時(ラストオーダー19時30分)
の2つの抹茶茶屋で抹茶と和菓子セットを楽しむことができます。
また、手ぬぐいや人形焼などの六義園オリジナルのお土産等の販売もあります。
出店場所は現在未定ですが、園内に『お土産処』も出される予定で、そちらでも手ぬぐいや人形焼などの六義園オリジナルのお土産等の販売がされる予定です。
《まとめ》
この秋は、かの柳沢吉保の文学的造詣の深さを反映した繊細で温和な日本庭園で、歴史を感じながら、日本の秋の深まりを心に沁み込ませてみてはいかがでしょう。
都会とは思えないほどのきれいな庭園です。また、ライトアップも綺麗で思わず見とれてしまいます。
東京見学の一つに入れてみてもいいかもしれませんね。
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