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力士が車を運転するのが禁止な理由を出来る限り掘り下げてみた!

相撲

こんにちは、管理人です。本日は、力士が運転を禁止されているその理由についてみて行きたいと思います。

2018年1月3日に大砂嵐が無免許運転で交通事故を起こしました。このニュースで、力士はそもそも運転が禁止だということが、世間に知られましたね。

どのような経緯でいつ頃から、運転が禁止になったのかを掘り下げてみました。

力士は体が大きいので、基本的に運転は出来なんではないのかと思っていましたが、舞の海のように体が小さい関取もいますね。

2018年の関取で体が小さいのは、宇良(172センチ)石浦(174センチ)などがいます。しかし、現役力士は全て運転が禁止なのです。

なので、何故運転が禁止になったのかについて、調べてみましたので一緒にみて行きましょう。

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力士が運転を禁止されている訳とは?

力士の運転が禁止されたきっかけは、1985年に水戸泉と蔵馬がたてづづけに交通事故を起こしたことが、原因でした。

・水戸泉(1985年5月3日)運転した車が停車中の乗用車に衝突

高砂親方(元横綱朝潮)から厳重注意される。

・蔵間(1985年6月23日)運転した車が信号待ちのバンに衝突

この交通事故を受け、日本相撲協会は現役力士の車の運転を、全て禁止としました。

 

稽古や取り組みの怪我ならば仕方ないでしょうが、交通事故の怪我で本場所を休まれては、相撲協会や親方も困ることでしょう。そんなこともあり、現役力士は全て運転を禁止しました。

しかし、その後も内緒で運転している力士はいたようです。そんな中交通事故を起こした力士がいます。

・安芸乃島(1999年1月25日)前方不注意で車がオートバイと衝突

相撲協会から厳重注意をうける。

・闘牙(2000年12月18日)運転した車で女性をはね、死亡させる

2001年初場所は出場辞退し、3カ月間の減俸20%となる。師匠の高砂親方(元小結・富士錦)も役員待遇から平年寄に2階級降格処分となる。

・旭天鵬(2007年4月28日)運転した車が信号待ちの前の車に衝突

夏場所の出場停止と減俸処分となる。師匠の大島親方(元大関・旭国)も3か月30%の減給処分となる。

・大砂嵐(2018年1月3日)無免許運転で前方の車に衝突

1985年に力士の運転が禁止になっているのに、こんなに交通事故があるということは、内緒で運転している力士はもっといるということですね。

もともと力士は体が大きく、運転はしづらいので、交通事故の確率も上がってきます。シートベルトが閉められない力士もいるでしょう。

2007年には、力士会で現役力士の運転の解禁を求める要望を、相撲協会に出したが、当時の北の湖理事長が、「力士には自覚と責任が必要。事故で相撲が取れなくなることもあり、師匠の責任が問われることもある」ということで、引き続き現役力士の運転は全面禁止になりました。

 

ここまで、力士が運転をしてはいけない理由について見てきましたが、では運転免許を取ることは許されているのでしょうか?次の章ではその辺をみて行きたいと思います。

 

力士は運転免許をとってもいいのか?

力士が運転免許を取ることは、許されています。多くの力士は、18歳をすぎた若手の頃に免許を取るようです。

また、引退する前に免許を取りに行く力士も多いようです。なかなか関取になれずに引退を決意したら、次の就職先で運転免許がないと不利になることがあるので、親方が免許を取らせてくれるようです。

現役力士は約700人ぐらいいて、関取は70人ですので、確率は10パーセントです。なので、関取にならずに引退する力士はたくさんいます。やっぱりどこに就職しても、運転免許は必要ですね。

 

 

十両以上にならないと、給料が出ないので、上がれない時は引退するしかなくなります。そんな力士の番付による給料の違いを書いた記事がありますので、参考にしてみてください。

相撲の番付ごとの給料格差に驚愕した!その違いを解説します!

 

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それでは、力士の普段の移動はどうしてるの?という疑問がわいてきますね。次の章ではその辺をみて行きたいと思います。

力士の交通手段はどうする?

本場所中の相撲部屋から両国国技館までの移動方法は、次の通りとなってます。交通費は相撲協会から出ます。

 

本場所中の相撲部屋から国技館までの移動方法

・幕下以下:公共交通機関(付き人は関取と移動)

・十両:タクシー

・幕内:タクシーまたは運転手付きの車

・大関:タクシーまたは運転手付きの車(国技館の駐車場にとめられる)

・横綱:運転手付きの車(国技館の駐車場にとめられる)※まれにタクシー

 

※本場所中は大阪、名古屋、福岡でもほぼ同じようです。

ちなみに、飛行機での移動の時は、

・大関、横綱:ファーストクラス

・十両、幕内:ビジネスクラス

・幕下以下:エコノミークラス

新幹線での移動の時は、

・大関、横綱:グリーン車

・その他の力士:普通車

ここでも大関、横綱は違ってきますね。このような普段から格の違いを見ている若手は、何としても大関、横綱を目指すでしょうね。そのためにも、頑張って稽古をしているのでしょう。

 

おまけ情報

横綱の普段の移動手段は、タクシーが多いようです。稀勢の里が横綱になってから、稽古が終わってから付き人を連れて、タクシーでラーメン屋に行ったという記事が、エキサイトニュースに載ってました。横綱は普段はタクシーでの移動が多いようですね。

エキサイトニュース

幕下以下の力士は、自転車での移動が多いようです。自転車のタイヤは大丈夫なのでしょうか?

 

力士の運転禁止にネットの意見は?

力士が運転禁止なことに対して、ネットでも様々な意見が出ていますね。

ネットでもいろんな意見がありますね。プロのスポーツ選手では、世界でも運転はしない方はたくさんいるようです。年収1億円以上あれば、運転手をつけての移動もできるでしょう。

有名人になると交通事故はマイナスなことが多いようだし、プロのスポーツ選手は怪我をすることが一番怖いので、交通事故での怪我は避けたいものですね。引退したらいくらでも乗れますから。

相撲の世界も怪我をすることが、力士にとっても一番避けたいことです。なので、交通事故の怪我は力士だって避けたいでしょう。なので、現役の時だけは運転はしないに越したことはないでしょうね。

まとめ

いかかでしたでしょうか。力士が車の運転をしてはいけない理由についてみてきましたが、力士は体が大きいので、運転はしずらいでしょう。そのために、交通事故の確率も上がることでしょう。

交通事故で本場所を休まれては、相撲協会も困りますので、運転禁止は仕方ないと思います。

ちなみに、飛行機での移動の時は、力士を分けるということをご存知でしたか?その辺について書いた記事もありますので、もし良かったら参考にしてみてください。

力士が飛行機に乗るときに分けるのは何故なのか?

移動手段も番付によって変わってくるので、力士はみんな関取を目指しています。しかし、勝負の世界なので、勝てないと上がれません。そのためにも、厳しい稽古を頑張っているのですね。いつまでも、自転車の移動は辛いですからね。

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