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白鵬が帰化しない理由はなんなのか?親方になるには?

相撲

こんにちは、相撲ファンのアラフィフの管理人です。白鵬といえば、歴代1位の記録を樹立した大横綱ですね。今後も抜かれることはないと思われる大記録です。

さて、そんな大横綱ですが引退してからのことがささやかれるようになりました。相撲部屋の親方になるには、帰化申請しないとなれませんので、たびたびインタビューで聞かれるようですが、いろいろと問題があって難しようです。

日本の相撲の歴史でも一番の記録を残している白鵬ですので、ぜひ日本で親方になって若手の育成に頑張って欲しいですね。

そんな白鵬が帰化できない理由とはどんなところにあるのかを、見ていきたいと思います。モンゴル人の白鵬にとって今後の相撲人生で悩みどころがたくさんあるようです。

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白鵬は帰化しないと親方になれないのか?

日本相撲協会では親方になるには日本人の国籍の取得が条件にあります。

「帰化する」とは外国人が日本人の国籍を取得して、日本人になるということです。サッカーでも日本に帰化して、日本の国籍を取得して日本代表になり、ワールドカップなどに出場した選手もいますね。

外国人力士が日本で親方になるには、日本人にならないとダメなんです。

過去に帰化申請して日本国籍を取得した力士は、元大関高見山の東関親方、元横綱武蔵丸の武蔵川親方などがいます。

親方にはなっていませんが、元大関の小錦や元横綱の曙なども日本国籍を取得しています。

 

モンゴル出身の力士では初めて、元小結旭天鵬が日本国籍を取得して友綱部屋を引き継いで、親方として頑張っています。

その後モンゴル出身では、元小結の時天空が帰化して間垣親方になりました。2017年1月31日に悪性リンパ腫のため37歳で亡くなっています。

元関脇の朝赤龍も2017年4月に帰化が承認されて、日本人になりました。そして錦島親方を襲名して、高砂部屋付き親方として後進の指導に当たっています。

モンゴル人力士も3人も帰化して親方になっているので、今ではモンゴル国内で日本国籍取得に反対の意見も少なくなっているようです。

その他の外国人力士では、ブルガリ出身の元大関琴欧洲が帰化して鳴戸部屋の親方になっています。

元横綱の朝青龍は日本国籍を取得していませんね。色々と問題があった朝青龍は現在はモンゴルで実業家として活動しているようです。

さて、白鵬が帰化できない理由の前置きが長くなりましたが、2017年現在では白鵬が帰化できないのは、白鵬の父親の反対もあるようです。

白鵬の父親のジグジドゥ・ムンフバトさんはモンゴル人としては初めてのメダリストで、1968年のメキシコオリンピックで、レスリングで銀メダルを獲得していて、モンゴルでは英雄で有名人です。その父親が白鵬にモンゴルに帰って、大統領を目指して欲しいと願っているようです。

白鵬もモンゴルではすごい人気で英雄ですので、大統領にはふさわしいかもしれませんね。

2017年の7月場所で、歴代最多の1050勝をあげて優勝回数でも39回とすごい記録を打ち立てました。そんな白鵬ですが、インタビューでは日本国籍の取得について考えていることを、発言しています。

白鵬の奥さんは日本人なので、日本国籍の取得は簡単に進みそうです。

さて、歴代一位の大記録を打ち立てた白鵬ですが、大横綱だけがもらえる「一代年寄」と言うものがあります。次に「一代年寄」とはどんな制度なのか、について見ていきたいと思います。

 

 

白鵬は一代年寄を取得できるのか?

まず、相撲部屋の親方になるには、「年寄」を取得しなければいけません。

「年寄」とは親方になるための資格で、「年寄」の名前を譲渡され引き継いでいきます。当然これにも日本国籍は必要です。

一代年寄とは、「年寄」の名前を譲渡されたものではなく、一代限りの年寄の名前を名乗れる、特別な制度です。名前は引退時の四股名をそのまま名乗れます。

過去には、4名しか一代年寄はいませんでした。

  • 大鵬
  • 北の湖
  • 千代の富士
  • 貴乃花

千代の富士だけは、一般の「年寄」も取得していて「九重」を名乗っています。

一代年寄を取得するには?

過去の4名しかいなかった、一代年寄を取得する条件として、日本相撲協会では「現役時代の成績が著しくよかった力士」としています。具体的には優勝回数が20回以上ということです。

優勝回数が20回以上の力士は過去に6人しかいません。それぐらいすごいことですね。

優勝回数

  • 白鵬:39回(2017年7月時点)
  • 大鵬:32回
  • 千代の富士:31回
  • 朝青龍:25回
  • 北の湖:24回
  • 貴乃花:22回

一代年寄は特別な制度ですが、北の湖理事長は日本国籍が必要としています。なので、朝青龍は一代年寄にはなれなかったのです。

白鵬は国籍に関係なく親方になれる制度を新たに作って欲しいと、以前より申し出ていましたが、北の湖理事長はかたくなに反対してきました。

北の湖理事長が急死した後の八角理事長がどういう判断を下すのが今後の見どころです。一代年寄は特別な制度なので、特例を認めるのかは日本相撲協会の理事会で決めます。

日本相撲協会の理事の貴乃花親方は、白鵬が帰化しないで一代年寄になろうとしていることにたいして「それは難儀なんじゃないでしょうか」とトークショーで話しています。

一代年寄になるには横綱の品格というものもあります。

白鵬は度々物言いの判定に対して、苦言を呈していることがあり、相撲協会の批判をしたことがあります。これは、横綱の品格がないと判断されることがあり、白鵬が不利な理由です。

現在は外国人枠があり、各部屋に外国人力士は一人までという決まりもあります。これにも、白鵬は外国人枠を撤廃するようにと、相撲協会に提言しています。

白鵬の成績は歴代1位のすごい横綱ですが、日本国籍を取得しないで親方になるとか、外国人枠の撤廃とか提言していますが、今のところの日本相撲協会は認める気はないようですね。

やはり、日本の国技で伝統もありますので、そう簡単に変えるわけにはいかないようです。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。白鵬の帰化申請についてみてきましたが、いずれにしても相撲部屋の親方になるには、日本国籍が必要なんですね。

帰化を申請する方向で今後は進んでいくようですが、白鵬が親方になればいずれは、日本相撲協会の理事長を目指すことと思います。

その時には、外国人の対応などを変えるのでしょうかね。

モンゴルで大統領を目指すのもすごいことですが、日本相撲協会の理事長になると言うこともすごいことです。

 

もし帰化して日本国籍をとるのなら、一生日本にいて骨をうずめる覚悟で日本で相撲に携わってほしいですね。

白鵬の記録を抜く力士が今後は、いつ出るのかまったく予想ができないぐらいすごい記録です。

 

 

 

 

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