お正月の初詣というとみなさんすでに決められているのではないかと思います。
距離、時間の関係から自宅から行けるところという方が多いと思います。
昔からの習慣で初詣はここ!と決められている方もいるでしょう。今では、お正月をスキー場や温泉地で過ごす人が増えてきました。
初詣もいつもとは、ちょっと違うところへ足を延ばしていってみませんか?そこでまた特別なご利益を頂くことができるかも知れません。
関東で初詣のおすすめスポット、アクセスや混雑状況
関東地方にはいくつか有名な神社があります。それをご紹介していこうと思います。
①関東では何といっても「明治神宮」が有名です。少し解説しておきます。
明治神宮に三が日に訪れた参拝客は、315万人です。どれくらい人数が多いか具体的につかんでもらうために例を出すと、札幌市の人口が約190万人です。
埼玉市の人口が約120万人です。さらに、佐賀県武雄市の人口約5万人ですので、それらを合わせた規模の参拝客数になります。
こうしてみるといかに「明治神宮」は人気があり参拝客が突出して多いかということがわかります。
一番混むのは元旦です。電車を下車し改札口から「明治神宮」が見えるのに約1時間かかるという混みようです。
参拝までの待ち時間はどれくらいなのでしょうか?
大晦日から元旦にかけてのいわゆるカウントダウンの時で、1時間から2時間です。さらに、年が明けた日の午前3時までは、3時間から4時間かかります。
そのかかる時間は、原宿駅からお賽銭箱までに到着する時間です。
日付が元旦にかわった午前1時から2時は、電車も負けずその混み具合は通勤の朝のラッシュを超えています。
この時間単に参拝したい場合、時間短縮を若干ですができる方法があります。
正門から入りたいという気持ちはわかりますが最後は一つに合流しますので次のような入り方があります。
西口門を使うことです。そこは、最寄り駅が小田急線参宮橋駅です。そこの門は比較的空いています。
明治神宮委は、どのようなご利益があるのでしょうか?
守護矢(しゅごや)・鏑矢(かぶらや)、福扇・開運的。これもこの時期にしか、手に入れる事ができません。
特に「縁結び」のご利益では有名です。
恋人同士で行かれたらいかがでしょうか。こんなに混雑しているのですからはぐれない様に、しっかりと手をつなぎ、参拝されたらよいでしょう。
もともと、「明治神宮」は江戸時代には、大名屋敷でした。井伊家下屋敷です。1920年に「明治神宮」が創建されました。
住所は、東京都渋谷区代々木神園町1-1
それ以外の関東で有名な初詣のスポットを簡略に記載しておきます。
①あさくさかんのん 浅草寺 せんそうじ
628年(推古36)、檜前浜成と竹成の兄弟が隅田川で漁をしていた時に、網にかかった像を持ち帰り、郷司の土師中知に見せたところ、その像がありがたい聖観世音菩薩であることがわかり、中知はお堂を建てて祀ったのが浅草寺のはじまりです。
住所は、東京都台東区浅草2丁目2−3−1 浅草寺
②川崎大師
平間兼乗という武士と高野山の尊賢上人が力を合わせて建立されたものが、現在の川崎大師平間寺です。
ご本尊は兼乗が夢告により大師の沖の海中より発見した「弘法大師」像です。
古くから厄除けのお大師さまと親しまれ、厄除けをはじめ諸願成就の護摩祈願をおこなっている
住所は、神奈川県川崎市川崎区大師町4-48
③鶴岡八幡宮
源頼義が奥州を平定した際に京都の石清水八幡宮を現在の材木座に勧請し、由比若宮を建てたのが始まりです。
元旦から7日までは、「御判行事」という御神印を額にいただき、厄除けや身体健全を祈る神事が行われています。
住所は、神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31
④武蔵一宮 氷川神社
東京と埼玉を中心に280ほどある氷川神社の本社です。
御祭神は須佐之男命(すさのおのみこと) 稲田姫命(いなだひめのみこと) 大己貴命(おおなむちのみこと)です。
住所は、埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1丁目407
⑤大本山成田山新勝寺
940(天慶3)年に寛朝大僧正によって開山され、御本尊は不動明王です。
3つの池の上流にある雄飛の滝はパワースポットとしても有名です。
まとめ
関東地方の有名な初詣のスポットをみてきました。
東京、埼玉、神奈川、千葉です。たまには、初詣の神社をかえることで気分が変わるかもしれません。
また、自分が一番いただきたいご利益は何か、どこで一番そのご利益を頂けるかを検討されてみたらいかがでしょうか。
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