東北の桜の名所のひとつで知られる、青森県弘前市の「弘前城の弘前さくらまつり」。
桜はどこでも同じようですが、弘前城のさくらは特に綺麗で見応えがあります。
弘前城の桜は4月下旬からゴールデンウィークにかけてが一番の見頃です。
弘前さくらまつりもGWに重なるように行われるため毎年県外からお客さまも多いようです。
とにかく混雑しますので、事前に調べて余裕を持ってお出かけください。
弘前さくらまつりのアクセスや駐車場案内
会場である弘前公園へは、弘前駅から徒歩で20分程です。
整備された道でお店や商店街もあるため、徒歩でも飽きることなく、また疲れもそれほど感じることなく向かうことが出来ます。
徒歩では前に進めないほど混むということはないので、私はこれがオススメです。
弘前駅前を堪能しながらさくらまつりに行ってみてはどうでしょう。
バスで行く場合は弘前駅から土手町循環100円バスというものが、10分おきに運行されています。
どこで降りても100円のこのバス、「市役所前公園入口」で下車します。
車で行く際には混雑は覚悟してください。
弘前城周辺には有料駐車場が点在していますが、競争率は高いです。
個人のお宅や普段は止められない臨時駐車場なども用意されますが、正直とめられたらラッキーのレベルです。
弘前さくらまつりの混雑状況や混雑を避ける方法
弘前城のある弘前公園には駐車場がなく、弘前城周辺の駐車場、臨時駐車場は早朝には埋まってしまうほどです。
毎年200万人以上の人が県内外からくるので仕方ないことなのですが、車で行く際には頭を抱えてしまうレベルです。
せっかくのイベントでストレスを感じるのも嫌ですよね。
では、混雑を避ける方法を教えましょう。
①早朝アタック
早朝8時に到着したら公園周辺の駐車場に止められる可能性がぐんと上がります。
料金がかかるところばかりなので事前にチェックしておくといいでしょう。
②橋近くに設置される臨時駐車場
まつり期間は川の近くの富士見橋・岩木橋の2か所に無料駐車場が用意されます。
無料ということが嬉しいですね。駐車場から会場の公園までは20分ほど歩きます。
また、弘前駅裏の方にも臨時駐車場が用意され、バスが用意される場合もあります。
③電車を利用する
弘南鉄道の大鰐線を利用する手です。
「大鰐駅」の駐車場は無料で50台止めることが出来、弘前までは430円の運賃で向かえます。
このように電車は使っても無料の駐車場を利用することで、駐車料金よりも安くあげることが出来ます。
また下車する中央弘前駅では乗車証明書を貰うことで、弘前公園の有料エリアが無料になる特典もあります。ひと手間で二度おいしい。
弘前さくらまつりの見どころ
弘前公園にはソメイヨシノ・シダレザクラなどをはじめとした、約50種類以上の2600本の桜が咲きます。
私のオススメは夜の弘前公園。
ライトアップされる桜と弘前城のコラボレーションは幻想的で、見惚れてしまいます。
でも上ばかりみないで、お堀も見てみると思わずシャッターを切りたくなることでしょう。
水面に映る桜の木々たち、弘前城、そして水面に浮かぶ桜の花びら。
見上げる桜とは違う表情が下にもあるのです。
帰り際には必ず「日本一太いソメイヨシノ」を見て帰ります。
少し隔離された場所にあるソメイヨシノは特別感もさながら、別次元に飛ばされたような、そんな気持ちにさせてくれる不思議な桜です。堂々としたその姿は溜息ものです。
弘前さくらまつりの動画を見つけました。音楽もクラシックであっているのでちょっとご覧になって見ては!
【2008弘前桜祭り(桜のトンネル偏)2分50秒】
まとめ
弘前の桜は長寿のものが多いです。
ソメイヨシノはなんと樹齢を100年超えます。
その理由は弘前の名物「りんご」の剪定技術を桜にも応用しているからなのだそうです。
今では全国でこの管理方法を行っているのだとか。
何度でも足を運んでしまうさくらまつり、もちろん花より団子で出店もあります。
津軽人の楽しさもさくらまつりの楽しみのひとつ、ぜひ桜と一緒に津軽の空気を楽しんでくださいね。
あと、4月下旬から5月上旬の開花だというのに夜は寒いので防寒した方が良いです。
コメント