わずか中学生で将棋のプロとなった、藤井聡太四段ですが、天才ということで、お茶の間を賑わせていますね。100年に一人の天才とも言われていますが、このような天才はどのようにして育つのでしょうか?
もし、将棋が大好きでこれから子供が生まれるかたで、将棋をやらせたいと思っていたら、天才棋士に育てたいと思いますよね。
特に、将棋をやらなくても、頭のいい子に育って欲しいと親なら思うものです。
では、どのように育てると天才に成長するのでしょうか?もし、これからお子さんが生まれる予定の方や、まだ小さい方は親御さんがちょっと努力するだけで、天才に育つかもしれません。試してみる価値はありそうです。
最年少プロ棋士になった藤井聡太四段はなぜすごいのか?
今までに中学生でプロ棋士になった人は、わずか四人しかいません。それぐらいすごいことなのです。
加藤一二三九段
14歳7ヶ月でプロになった、最年少記録を持っていましたが、藤井聡太四段の14歳2ヶ月で最年少記録を破られました。62年ぶりの記録更新です。現在76歳の加藤一二三九段ですが、現役を続けていて、そのキャラクターの面白さで、バラエティ番組にも出演していますね。
藤井聡太四段は、加藤一二三九段と対戦して勝利しています。76歳のプロと14歳のプロが対戦する、将棋の世界というのもすごいですね。
谷川浩司九段
加藤一二三九段以来の二人目の中学生でプロになった、谷川浩司九段は14歳8ヶ月でした。その後は、史上最年少名人になったり、日本将棋連盟の会長になるなどの活躍をしている方です。
羽生善治棋聖
将棋に詳しくなくても知っている方が多いと思います。史上三人目の中学生でプロ棋士になりました。15歳と1ヶ月でした。奥さんは元女優の畠田理恵さんです。
羽生善治さんは、優勝回数や獲得賞金で1位になっているすごい方です。公式戦ではなかったものの、藤井聡太四段は羽生善治さんに勝っています。すごいことですね。
渡辺明竜王
四人目の中学生でプロ棋士になりましたが、ギリギリの中学卒業前の3月にプロ棋士になりました。史上最年少の九段になったり、羽生善治さんとは、34勝34敗という成績もすごいものです。
この4名をみるだけでも、中学生でプロ棋士になるということは、その後の将棋人生で活躍することは、間違いないと思われます。そんなすごい中学生の、藤井聡太四段ですがどのようにして将棋を始めたのでしょうか?その辺を見ていきたいと思います。
藤井聡太四段が将棋を始めたきっかけは?
愛知県瀬戸市で育った、藤井聡太さんですが特に将棋に熱中する家庭で育ったわけではなく、ごく普通の家庭で育ったようですね。
お父さんは普通のサラリーマンで、お母さんは専業主婦で4歳上のお兄さんがいる普通の家庭だったようです。
そんな藤井聡太さんが将棋を始めたきっかけは、おばあちゃんが聡太さんにプレゼントをしたそうです。それが「スタディ将棋」です。これは、将棋のコマがどっちに動くのかが矢印で書いてあるので、わかりやすかったようです。
5歳の聡太さんは飽きずに、おばあちゃんと繰り返し将棋をやっていたようです。このおばあちゃんの将棋の教え方もよかったのでしょうね。
この「スタディ将棋」ですが、おばあちゃんは、他のお孫さんにもプレゼントしたそうですが、飽きずにやっていたのは、聡太さんだけだったそうです。その辺もちょっと違っていたのですね。
藤井聡太さんが3歳から遊んでいた「キュボロ」ってどんなおもちゃ?
天才中学生棋士をワイドショーが報道する中で、自宅の取材で取り上げられた「キュボロ」が人気が出て、在庫切れの状態になっています。
藤井聡太さんは、3歳の頃に「キュボロ」をプレゼントされてからは、飽きずにずっと遊んでいたようです。多分、お母さんも一緒に遊んであげたのではないかと、思われます。
「キュボロ」とは、スイス製のおもちゃで穴の空いた四角い木を組み合わせて、その穴を小さい玉を通して、遊ぶものです。穴だけではなく、道もあるのでこれらを組み合わせるのは、いく通りもあるので、想像力が養われるようです。
このような玩具は、まず子供に与えて見て興味を示すかどうかは、子供によって変わってくると思います。興味を示したら、黙って見守ってあげるといいそうですね。
興味を示さないお子さんは、もっと他のことに才能があると思って、無理やりやらせなくてもいいようですね。3歳のお子さんですから、感じたままに行動しますから、親はそっと見守りましょう。
現在、「キュボロ」は在庫切れで入荷待ちなので、予約しないと買えない状況です。
最後に
今後の活躍がかなり期待されて、注目を集めるのは間違いないと思います。現在、名古屋大学教育学部附属中学校に通っていますが、プロ棋士となっても学校には通えるそうなので、大学まで行くのかは、わかりませんがどんどん勝ち上がって行くと、給料も出るので注目されると思います。
おばあちゃんがプレゼントした、「スタディ将棋」や立体パズルの「キュボロ」の紹介をしましたが、どんな子供でも興味を示すわけではないので、プレゼントした後の親の対応が大事だと思います。
一緒に優しく遊ぶとか、褒めてあげるとか、何かしら親もするといいと思います。もし、すぐに飽きて興味を示さなかったとしたら、もっと他に才能があるはずです。それを信じて、親は見守りたいですね。
だって、親という字は木の上に立って見守ると書きますからね。これは、私もいつも意識しています。
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