2014年(平成26年)に制定され、2016年(平成28年)に施行された国民の祝日「山の日」。
今回はこの山の日について説明したいと思います。
きっとこの山の日に多くの人が山に訪れたのでないでしょうか。
「山を敬い、山に親しみ、山の恵みに感謝する」という趣旨で制定された山の日ですので、
山に感謝して山を訪れて見てはいかがでしょうか?
山登りに興味はあったけど、なかなか踏み出せなかった方も、山の日ができたということで、挑戦して見てはいかがでしょうか?
1度登るとはまってしまうかもしれませんよ。
さて、山の日が制定された由来にはどんないきさつがあったのでしょうか?
その辺を見ていきたいと思います。
山の日の由来や意味とは?
まぁ、確かに海の日は昔からあるのに山の日がないのも不自然ですよね。
この疑問から行くと川の日や林の日など無限に出てきそうですけれど。
山の日は国民の祝日として「山に親しむ機会を得る」「山の恩恵に感謝する」目的から制定されました。
ちなみに海の日は1995年に施行されています。
これまで山の日は国として制定・思考はされていませんでしたが、一部の都道府県では海の日施行以来独自に山の日を定めて、イベントを行っていたところもあるそうです。
最近になって国としても山の日の制定・思考に前向きに考え始めた人が増えたために、今回の制定・思考が実現しました。
一番頑張ったのは「日本山岳会」という団体。
日本山岳会は日本最初の山岳クラブで、2010年に他の山岳クラブと共に「山の日制定協議会」を結成して、山の日という祝日を作るために長年活動を行っていました。
2010年に山の日を作ろうと動き始めますが、2011年の東日本大地震で政府もそれどころではない、ということで山の日の祭日の話は一旦保留になります。
山岳クラブの他にも自然保護団体や地方自治体の声もあったようですが、この日本山岳会が実際に行動を起こさなければ祝日となったとはもしかしたらもっと後だったかもしれないですね。
なぜ8月11日になったのか?
8月11日。お盆前。学生は夏休み期間。学生としてはこの日に祝日を設けられても喜びはあまりなさそうですが、働いている大人としては、お盆や土日と上手くスケジュールを合わせることが出来たらめでたく長期休暇を得るチャンスになります。
なぜ8月11日なのか。
それは夏山シーズンであることや、お盆近い日付で企業への影響が低いことが理由になっています。
山の日制定協議会は当初山開きの時期に合わせた、6月の第一月曜を祝日の日に推していたようなのですが、企業や学校への社会的影響が大きくなるため8月になったようです。
ちなみに6月候補の他にも8月12日も候補に挙がっていたそうです。
12日ならお盆と綺麗にお休みが作れるため有力候補だったのですが…8月12日は過去に群馬県でジャンボジェット機が墜落した、大きな事故の追悼慰霊式などとり行っているため様々な面から考慮して祝日には相応しくないと11日になったのだそうです。
山の日のイベントの紹介
山の日のイベント。さっそく色々催されています。2016年に開催されたイベントをいくつか紹介したいと思います。
①上高知の「山の日記念全国大会」
②高尾山の「山モリ!フェス」
③谷川岳の「山の日イベントin谷川岳」
④立山の「立山山の日ウィーク」
⑤広島の「庄原山フェス」
山の日ですが、登山をするという訳ではなくどのイベントも山を楽しむ、山を知るという目的で行われています。
もちろん登山も含まれています。
イベントによってはかなりお得なツアーなども用意されていて、初心者でも参加しやすい内容です。
最後に
いかがでしたでしょうか、山の日について見てきましたが、山登りをやったことない方も興味が出てきたでしょうか?
山登りにハマった方は、その素晴らしさを知っているので、何回でも山に登るようですので、最近ではネットで調べると、お住いの地域でも登山の参加を募集していたりするので、気軽に参加できるようです。
初心者の方は、必ずベテランの方に指導してもらった方が、いいですね。
8月11日に制定された、山の日ですが学生さんには夏休みなので、祭日が増えても関係ないような感じですね。
でも、サラリーマンの方はお盆休みが増えていいかもしれませんね。
また、商売をやってる方は忙しい期間が長くなるので、稼ぎどきでいいでしょうね。
まー色々といい面がある祭日ですが、6月もなんか作って欲しいですね。
6月だけ祭日がないのは、ずいぶん前から言われていましたが、ちょうどいいのがないのかな。
まー海の日、山の日ができたので、川の日、湖の日、空の日、なんて色々できそうですが
やっぱり難しいのかな?
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