相撲のカド番とは?意味や由来から回数ランキングまでを大調査!

こんにちは、相撲好きの管理人です。本日は相撲のカド番について、色々と見ていきたいと思います。

相撲ファンの皆さんでしたら、カド番はなんとなくわかりますね。大関に使われる事がほとんどです。その由来などを調べてみたのでみていきましょう。

大関になったら、横綱を目指すので、何としても大関から落ちるわけには行かないのです。給料も上がるし、待遇だってかなりよくなります。

そんな、大関になって必死に頑張っているけど、調子が悪かったり、怪我などでカド番になることもあります。

その辺のカド番大関のデータなども徹底的に探してみました。

  • カド番で陥落後の復活条件
  • カド番の回数
  • カド番で優勝
  • カド番で7勝7敗の結果

などのデータを調べてみましたので、一緒に見ていきましょう。

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相撲のカド番とは?

相撲のカド番とは、大関が負け越したり、休場した時の次の場所をカド番といいます。

カド番の場所で負け越したり、休場すると、大関から陥落します。

相撲のカド番は、ほぼ大関だけに使われます。関脇や小結などは、一度でも負け越すとそこから陥落します。前頭も同じで、負け越すと確実に次の場所では下がります。

カド番の名前の由来

角は鋭い曲がり目を指す言葉なので、ここで状況が一変する対戦、という意味で「角番」と言う意味。

以前の番付表では、3人目の大関は、張出大関になり、番付では横に張り出された感じに見えることから、角にある番付から、角番と言う名がついた説もあります。

囲碁、将棋などでは、7番勝負で4勝すれば勝ちの時に、3敗した時などのあとがない時のことを、カド番と言うこともあります。

以前は、新聞などでは、「角番」と書くと、「つのばん」や「かくばん」と読まれることがあることから、「カド番」「かど番」と書くことが多いようです。

大関陥落後の復活条件とは?

カド番で負け越して、大関から陥落して、関脇の場所で10勝以上すると大関に復活できるという、特例があります。

大関になる条件が、3場所の勝ち星が33勝以上ということなので、この特例はありがたいでしょう。

⭐印が10勝以上をあげて大関に復活した力士です。

四股名関脇成績関脇場所  
前の山7勝8敗昭和47年5月
大受9勝6敗昭和49年7月
魁傑7勝8敗昭和51年1月
三重ノ海⭐️10勝5敗昭和51年7月
魁傑6勝9敗昭和52年11月
琴風0勝0敗15休昭和60年7月
霧島5勝10敗平成5年3月
小錦2勝13敗平成6年1月
貴ノ浪⭐️10勝5敗平成12年1月
貴ノ浪7勝8敗平成12年7月
武双山⭐️10勝5敗平成12年9月
雅山0勝0敗15休平成13年11月
出島5勝10敗平成13年9月
栃東⭐️10勝5敗平成16年7月
栃東⭐️11勝4敗平成17年1月
千代大海0勝4敗平成22年1月
把瑠都8勝7敗平成25年1月
琴欧洲8勝7敗平成26年1月
琴奨菊9勝6敗平成29年3月
照ノ富士0勝5敗10休平成29年11月

表を見ていただくと、過去に20人の大関が2場所連続で負け越して、関脇に陥落しています。

この中で特例で10勝以上をあげて、大関に復活したのが、4人だけです。栃東が2回復活してますので、回数では5回あったことになりますね。

栃東は2回も復活しているので、運がいいのか、はたまた2回も陥落するので、運が悪いのか微妙ですね。

大関になる条件について書いた記事もありますので、良かったらご覧ください。

大相撲で大関になる条件とは?過去に特例で昇進した力士とは?

大関でカド番回数ランキング

大関の時のカド番の回数が多い力士のランキングです。(★印は大関から陥落した力士です)

順位四股名カド番回数  
1位千代大海★14回
2位魁皇13回
3位
栃東★8回
4位小錦★
琴欧洲★
琴奨菊★
7回
7位武双山★
豪栄道
6回
9位大麒麟
貴乃花
若嶋津
貴ノ浪★
照ノ富士★
5回

この表をみると、千代大海と魁皇がダントツに多いですね。しかもこの二人は大関在位の記録(65場所)を持っています。

千代大海は大関から陥落した次の場所で引退しています。(2010年1月場所)

魁皇は2011年7月場所に大関のまま引退しています。幕内通算勝ち星も歴代2位です。

大関でカド番で優勝した力士

カド番の場所で優勝した大関もいます。

四股名優勝成績カド番場所  
貴ノ花健士12勝3敗1975年(昭和50年)9月場所
小錦14勝1敗1989年(平成元年)11月場所
貴ノ花光司14勝1敗1994年(平成6年)1月場所
魁皇13勝2敗2001年(平成13年)7月場所
千代大海12勝3敗2003年(平成15年)3月場所
栃東14勝1敗2006年(平成18年)1月場所
琴欧洲14勝1敗2008年(平成20年)5月場所
豪栄道15勝全勝2016年(平成28年)9月場所

こうやって見てみると、カド番で優勝して横綱になったのが、貴ノ花光司だけですね。それほど、横綱昇進とは大変なものですね。

横綱の給料について書いた記事もありますので、良かったら見に来てください。

横綱の給料っていくら?お相撲さんは勝てばそんなにもらえるの?

7勝7敗のカド番大関がほとんど勝っている事実

7勝7敗で千秋楽を迎えたカド番大関がほとんど勝っているという事実があります。

四股名カド番場所結果  
五ツ嶋1941年05月場所7勝8敗
汐ノ海1950年09月場所8勝7敗
松登1958年05月場所8勝7敗
大麒麟1974年09月場所8勝7敗
三重ノ海1977年07月場所8勝7敗
朝潮1988年07月場所8勝7敗
出島2001年03月場所8勝7敗
武双山2003年05月場所8勝7敗
魁皇2006年03月場所8勝7敗
千代大海2009年05月場所8勝7敗
琴欧洲2013年05月場所8勝7敗
豪栄道2015年01月場所8勝7敗
琴奨菊2015年07月場所8勝7敗
豪栄道2015年11月場所8勝7敗
照ノ富士2016年07月場所8勝7敗

こうやって見ていくと、2016年7月場所までで、15人の7勝7敗のカド番大関がいましたが、負け越したのが1人だけというのがなんかすごいですね。

八百長があったわけではないでしょうが、何としても勝たなくてはいけない一番なので、かなり気合いも入り、全力で勝ちにいくのでしょう。

管理人の個人的な意見ですが、もし対戦相手がすでに勝ち越しを決めていたら、負けてやってもいいのかな?なんて思う力士もいるんではないでしょうかね。あくまでも個人的な意見です。

ここで負けるか勝つかは、相当な違いが出てくる一番と言っても過言ではないでしょう。何としても大関に残りたいでしょうね。

横綱のカド番はあるの?

基本的に横綱にカド番はありません。休場が2回以上つづいても、横綱から陥落することはありません。負け越しをしたら、引退するか、次の場所で進退をかけて戦うことになります。

過去に負け越しした横綱は6人います。

  • 鳳谷五郎  3勝6敗1休 
  • 宮城山 4勝7敗
  • 男女ノ川 6勝7敗
  • 安藝ノ海 4勝6敗

※昭和24年より15日制になってからは、この後の二人だけです。

  • 大乃国 7勝8敗
  • 若乃花 7勝8敗 ※この3場所後に引退しています。

横綱は休場がつづいても陥落することが無いので、負け越ししそうになったら、休場をすることが多いのが現実です。

あまりにも休場が続くときは、横綱審議委員会から引退勧告がでます。

横綱は負け越しや休場が続くと、引退がまっているので、大変なところですね。大関は、陥落しても十両までに残っていれば、現役を続けられます。(幕下に落ちても、給料はでませんが、現役をつづけることはできます)

番付ごとの給料の違いについて書いた記事がありますので、よかったら参考にして下さい。

相撲の番付ごとの給料格差に驚愕した!その違いを解説します!

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まとめ

いかがでしたでしょうか。大関のカド番について見てきましたが、色々とデータを見ていくと、大関を長く続けることは大変なのですね。

カド番で負け越すと陥落します。特例もありますが、過去にも5回しか特例で復活した事が、ないという厳しい状況ですね。

7勝7敗で千秋楽を迎えたカド番大関のほとんどが、勝ち越しているとう事実もなんかすごいですね。勝つか負けるかで、かなりの違いなので、相当気合いを入れての取り組みになるのでしょう。

大関と関脇では給料も待遇も違ってきますので、何としても大関に残りたいというのが、本音だと思います。

番付の違いで給料が変わることを書いた記事もありますので、参考にしてみてください。

相撲の番付ごとの給料格差に驚愕した!その違いを解説します!

おまけ情報

ちなみに、一級建築士でも、この試験で落ちたら最後の時をカド番というらしいです。

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