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タイヤチェーンの金属製、ゴム製のメリット・デメリットについて

生活

日本で雪国と言われている地方、北海道、東北地方、中部地方の一部がそうですが、その雪国の必需品がタイヤチェーンです。

タイヤチェーンは2種類に分けられ、1つが金属製、もう1つが非金属製になります。

金属製チェーンは鉄製の鎖状、非金属製チェーンはウレタンやゴム、布があります。

今の主流は非金属製チェーンになり、雪にあまり縁の無い地域だと雪が積もった途端売り切れるのが恒例です。

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ゴム製と金属製の違いは?

一昔前のチェーンと言えば全て金属製で、今ほどタイヤにもフィットせず乗り心地も悪く音もうるさいものでしたが、今ではかなり改良され品質も向上しました。

それに引き換え、非金属製チェーンのウレタン、ゴム、布は、乗り心地や騒音を改良したものなので、その部分では金属製チェーンに勝ります。ただし、当然双方共に一長一短はあります。

ゴム製タイヤチェーンのメリット・デメリット

メリット/走行中の振動や騒音が抑えられ、耐久性にも優れ、分割出来る種類のものは補修も可能です。速度もゴム製のチェーンは50㎞/hでの速度が可能です。

デメリット/接地部分が金属製チェーンよりも柔らかいため、アイスバーン等の路面でのグリップ力が弱くなります。他にも、金属製チェーンに比べて高価な事や収納の時かさばるためスペースが必要です。

金属製タイヤチェーンのメリット・デメリット

メリット/以前の金属製チェーンタイプだけではなく、スプリング型・ワイヤー型・ケーブル型と改良が進み走行性、装着性能、耐久性、収納性が向上しました。

雪道でのグリップ能力に優れるため滑り辛くなっています。後は、やはり価格の安さでしょう。

デメリット/色々種類が増えたとは言え、やはり金属製なので乗り心地の悪さと騒音の大きさはゴム製に比べて落ちます。走行性に劣るので30㎞/h程度しかスピードが出せません。

タイヤチェーン

タイヤチェーンとスタッドレスタイヤの違いは?

積雪が多い地方では、やはりスタッドレスタイヤが基本になります。

グリップ能力に優れ滑り辛く、積雪期間中は付けっ放しなので取り外しの必要が無く便利です。

しかし、あまり雪が降らない地域では価格が高価なスタッドレスタイヤは必要ありませんので、タイヤチェーンの方が適しています。価格が安い上に収納場所も必要無いので、使い勝手に優れています。

最後に

雪国と言われる地区では通常スタッドレスタイヤです。

しかし、それ以外の地域ではやはりタイヤチェーンの方が向いているし、降雪地域でも時期外れの雪の場合は必要になります。

スタッドレスタイヤはホイール込みで7万から10万円ぐらいはしますし、タイヤの付け替えやタイヤの保管なども大変です。

一年に一回か二回ぐらいしか雪の降らない地域に住んでいるのならば、タイヤチェーンで十分だと思います。

価格も1万円から2万円ぐらいで買えるし、保管場所も少なくてすみます。

タイヤチェーンなら片手で持てますからね。

今ではタイヤチェーンも色々あるので、選択肢が広がりました。価格、走行性、操作性、装着のし易さ等、自分と共にお車にあった商品を選ぶ事をお勧めします。

タイヤチェーンのつけ方がわからないという方も、今ではYouTubeの動画がたくさん出ています。スマホで見ながら装着できるので、初めての方でもできると思います。

まー便利な世の中になりましたね。

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