今年もさっぽろライラックまつりが開催されます。
ライラックとは札幌市の木に認定されており、市民にとっては桜よりもなじみ深い木です。
ライラックは明治初期に学校法人北星学園の創始者であるアメリカのサラ・クララ・スミスという女性が持ち込んだとされています。
このライラックに花がつく季節を合図に、初夏の訪れを告げる催いしを行おうという考えから1959年初めての「さっぽろライラックまつり」が行われました。
それが2017年で59回目、長い歴史は人を呼び、毎年多くの人で賑わうお祭りとなりました。
さっぽろライラック祭りの日程と見所
さっぽろライラックまつりには2つの会場があります。
まずは大通会場です。大通会場には400本ものライラックが咲き誇っており、各場所で様々なイベントが行われています。
5丁目では主に体験が出来るイベントが日替わりで。
6丁目ではフードコートや音楽祭などゆっくりした時間を過ごし。
7丁目では北海道のワインと食を楽しめるワインガーデンが行われる予定です。
またスタンプラリーなども開催、記念品と交換できるので是非記念に参加してくださいね。
期間は5月17日の水曜日から28日日曜日の12日間です。
もうひとつの会場は川下会場です。
川下会場は50回目のさっぽろライラックまつりから追加された会場で、ライラックに関する知識や体験を楽しむことが出来ます。
期間は大通会場とは異なり詳しい日付はまだ公表されていませんが5月下旬から6月上旬の土日2日間の開催予定です。
前半は大通会場で飲食・遊戯を楽しみ、後半は川下会場で花を楽しむなんてスケジュールはいかがでしょう。
さっぽろライラック祭りのアクセス
●大通会場(大通公園西5~7丁目)
地下鉄南北線・東西線・東豊線ともに「大通」で下車
札幌駅からも会場までは徒歩15分程でつくため電車を混雑の中待つよりも歩いた方が早いかもしれません。
●川下会場(川下公園)
地下鉄東西線「白石」で下車後中央バス(白24川下線)に乗り換え「川下公園前」で下車
ラーメンショーやワインガーデンの情報
さっぽろライラックまつり期間中大通会場では「札幌ラーメンショー」も行われます。
2016年は第一幕と第二幕の2回開催で12日間行われました。
入場は無料、どのラーメンもチケット売り場で購入できる食券(一杯800円)が必要です。北海道内だけでなく全国からの有名店が約20店舗集まります。
大通会場7丁目で行われるワインガーデンも、もはやさっぽろライラックまつりには付き物というくらい人気のイベントです。
北海道内の十勝ワインやふらのワインなどの美味しいワインが多数出店します。
飲み過ぎに注意が出そうなぐらいにたくさんそろいます。
また、地元のレストランのシェフが作る絶品の料理で揃って、目移りしてしまいます。
全て500円と800円でわかりやすいのもいいですね。
夜9時までやっているので、ゆっくりとワインと食事で楽しめます。
ワインガーデン
レンタルグラス 500円(返却すると500円が帰ってきます。)
ワインチケット 500円と800円
一押しフードメニュー 500円と800円
夜9時まで営業
ライラックが咲く頃は梅雨前で少しだけ肌寒くなる季節、少し冷えた体をワインで温めるというのも良いですね。
ワインが苦手でも食品もあるため足を運んでも損はありません。札幌の人気料理店とのコラボレーション企画もあるのだとか、これはイベント期間中にしか味わえない楽しみですね。
さっぽろライラック祭りの様子を撮影した動画を見つけました。初夏の気候もようく賑わっています。
【さっぽろライラックまつり】
最後に
今回はさっぽろライラックまつりを紹介しました。
ライラックというお花のお祭りですが、ラーメンを食べることが目当てでのご来場の方や
ワインを飲むことが目当てでのご来場の方もたくさんいるようですね。
まさに、花より団子です。
でも、それが楽しいのですね。
寒さも去った初夏であればきっともっと楽しいのでしょう…ライラックという花木も日本にはあまりないようなので見てみたいですね。
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