梅と桜。
日本を代表する花木ですが、案外見分けがつかない人って多いのではないでしょうか。
桜は綺麗だなぁと思って見ていたものは実は梅だったり、自分の中で留められる間違いなら可愛いものですが、人に知られてしまったらちょっと恥ずかしい間違い。
ここらで見分け方、しっかり覚えておいた方がいいかも。
梅と桜の見分け方とは?
遠目から見る時には「花の付き方」を見ます。
桜は枝から緑色の茎で分かれて咲いています。
枝の先に分かれて咲いている桜は小さな花束のようですね。
梅にはこの茎はありません。
枝にくっつく形でひとつひとつ、ひとつの花として咲いています。
また、梅は枝のひとつの節にひとつの花しかつけないことも特徴のひとつで、枝の付け根側に花を咲かせることが多いです。
「幹」にも梅と桜を見分けるポイントがあります。
桜の幹はつるつると艶があり、横向きに線が入っています。
梅は枝はつるつるしていますが、幹自体はごつごつとした質感です。
そして桜は上に伸びて枝は横に広げて咲きます。
梅は桜の反対で横に広がるように幹が伸びて、枝は上に伸びていきます。
一見、枝の広がりと花の付き方から桜の方が迫力があって華やかなイメージ、梅は花よりも枝の方が目立つので和を感じさせる風貌です。
最後に「花びらの形」の見分け方です。
桜の花びらは先が割れてハートのような形、色は白か薄いピンク色が多いです。
こちらが桜の花です↓
梅は丸い花びらが特徴で、全体的にころっと可愛らしい形をしています。
色は桜と一緒で白や薄いピンクもありますが濃い目のピンクもあります。
私はこの濃い目のピンクのイメージが強いですね。
ちなみにつぼみの段階で見分けるには桜は細長い、梅はまん丸と覚えると良いでしょう。
こちらが梅の花です↓
梅と桜はどこが違うのか?
梅と桜は同じ「バラ目・バラ科・サクラ属」の植物です。属性でいうと違いはないこの2つは香りが違います。
この2つは春の花と言われます。
開花時期は品種や地域によってことなりますが、
梅は1月下旬から~3月上旬、
桜は3月上旬~4月中旬です。
梅の後に桜が咲くのです。
ちなみにこの間には桃が入り、桃は3月下旬~3月下旬でこれも梅・桜同様に見分けがこんがらがる花ですね。
こちらが桃の花です。↓
北海道では梅・桃・桜が4月下旬~5月下旬にまとめて開花するそうです。
なんだか華やかで羨ましいですね、一気に楽しめちゃいます。
そして散り方の表現の仕方にも違いがあります。
桜は「散る」。
風にのってひらひらと落ちる花びらは綺麗なものですよね。
梅は「こぼれる」。
咲くときには桜は「咲く」、梅は「ほころぶ」。
花によって表現の仕方が変わるってなんだか、美しいと思いませんか。日本語って素晴らしいと感心してしまいます。
東京で梅が見られるところ、桜が見られるところの紹介
<梅>
東京では例年、2月中旬~3月中旬に梅が咲きます。桜に比べて香りが独特で強い梅、香りが冬の終わりと春の訪れを教えてくれます。
●新宿御苑
300本の紅白の梅を見ることができる庭園。新宿区内藤町。
●湯島天満宮
梅と一緒に和太鼓の演奏や日本舞踊も楽しむことが出来ます。期間限定のライトアップで見られる幻想的な梅もオススメ。文京区湯島。
<桜>
桜は梅の後、3月下旬~4月上旬に開花します。桜を見るといよいよ春なのだと感じさせますね。
●目黒川
目黒区の目黒川の桜は名所として知られています。両側で咲き誇る桜はもちろん、水面に映った桜や散った桜がまた美しいです。
●新宿御苑
梅のあとは桜です。アルコールやバーベキューなどは禁止されているので広い園内でゆっくりと純粋に花を楽しめるスポットです。
最後に
たまには、梅と桜の花の違いのウンチクでも語りながらの、花見もいいかもしれませんね。
でも、あまりに喋りすぎると敬遠されるので、あくまでも簡単に触りだけ語りましょう。
春というのは心が躍り出す季節、別れの季節であり出会いの季節でもあります。
綺麗な花を見ながら思い出に浸ったり、心を落ち着かせたり、春を花をぜひ楽しんでください。
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