行司の軍配の秘密に迫る!文字の謎から細かな雑学までを大網羅!

相撲観戦が好きな管理人です。相撲を見ていると行司にも興味がわいてきます。そこで、行司の軍配について調べてみました。
テレビ中継では、軍配はあまりアップにすることはないので、よく見えませんが調べてみると行司によっていろいろな文字が書かれているようです。
調べる前は、全部「天下泰平 」かと思ってましたが、そんなことはなくみんな違うようです。
 
さらに、軍配の値段についても調べてみると「えー」って思うぐらい高かったです。行司の世界も奥が深いんですね。
 
そんな行司についての豆知識がついてくると、また相撲観戦が楽しみになってきました。
それでは、軍配に書かれている文字について見ていきたいと思います。少しお付き合いください。
 
 
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軍配に書かれている文字について

軍配には文字が書かれていますが、これに決まりがあるのかと思って調べて見たら・・・

  • 軍配の文字は行司によって違い、特に決まりはない

そうなんです、軍配の文字は特に決まりはなく、後援会からの贈り物だったり、先輩のものを譲り受けて使ったりします。

たまに自分で作る行司もいるようですね。

それでは、行司の軍配にはどんな文字が書かれているのでしょうか?

わかりやすい言葉だと、四字熟語の「天下泰平」や「明鏡止水」ですね。

その他では、「不動心」「精神一倒」「八絋一宇」「初心不忘」などです。特に決まりはなく自分で選んだり、プレゼントしてくれる方が選んだりするようです。

2015年に引退した木村庄之助の軍配には、「知進知退 随時出処」「冬則龍潜 夏則鳳擧」と書いてありました。

「知進知退 随時出処」

意味:自身が進むべきときと退くべきときを知っておりいつでもそれに従う

「冬則龍潜 夏則鳳擧」

意味:龍は厳しい冬の時代海に潜って息をひそめ夏を待ち鳳凰になり飛び立つ

なかなか厳しい事が書かれていますね。木村庄之助になると厳しい気持ちで軍配をさばいているのですね。

立行司になると、差し違えをした時には理事長に進退伺いに行きます。その辺について詳しく書いた記事も参考にしてみてください。

▶️行司が差し違えた!その時の処分を徹底的に調べてみた!

2017年では立行司の40代式守伊之助の軍配について、朝日新聞デジタルに記事がありました。

40代式守伊之助は江戸時代から受け継がれている「譲り団扇」を使っているようで、「譲り団扇」は相撲博物館に貯蔵されているもので、両国国技館で行われる年3回だけ、相撲博物館から借りて、軍配をふるうようです。

この「譲り団扇」にも漢字で6文字が書かれていますが、なんと読むかわからないそうです。書道の先生に読み方の解読を依頼しても、わからなかったようで、相撲の世界の謎になっているようですね。

しかし、この譲り団扇の裏面には、和歌が書かれていてこれは読むことができるようです。

「いにしへの ことりつかひの おもかけを 今ここに見る 御世そめてたき」

意味を調べたんですが、ちょっとわからなかったのです。これは間違っているかもしれませんので、またわかったら追加します。

いにしへの:遠い昔

ことりつかひの:力士を各国から都に召し出すための使い

おもかけを:面影を

今ここに見る

御代(みよ):天皇の在籍している期間

そめてたき:これがわかりませんでした。

次の横綱戦で式守伊之助が軍配をふるう時には、その文字に注目してみたいですね。

おまけ情報:軍配最中について

軍配最中で有名な「和菓子司・萬祝処 庄之助 神田須田町店」は初代の父親が第二十二代木村庄之助だそうです。このお店では、軍配最中や軍配しるこが人気のようで、相撲ファンなら一度は食べて見たいですね。私も今度食べようと思います。

詳しくはこちらのサイトに書いてありました。⇨すごろくツアー

軍配団扇(ぐんばいうちわ)とは?

行司の持っている軍配は正式名称は「軍配団扇(ぐんばいうちわ)」と言います。軍配は室町時代以降の戦国武将が、采配をふるう時に使われていました。

団扇と呼んでいたのは、団扇に風水などの運のいい方角などを書いて、戦いをやっていたからです。

よく時代劇なんかで、戦国武将が「掛かれー!」なんて言う時に持ってたりしますよね。あの軍配からきているようです。

戦後時代には兵士同士に相撲を取らせ、その勝敗を決める時に、武将が軍配を持って勝った方に軍配を上げていたことから、相撲でも使われるようになりました。

軍配の下にぶら下がってる、ひものようなものがありますね、あれは軍配の房と言います。これも格によって色が違います。行司がかぶっている烏帽子(えぼし)のアゴで結ぶ紐の色と同じです。

 
■軍配の房の色
  • 立行司:紫
  • 三役格:朱
  • 幕内:赤
  • 十両:青
  • 幕下以下:黒または青

軍配の値段はいくらなのか?

軍配っていくらぐらいするのか、気になりませんか?相撲の取り組みで、行司の軍配を見ていると、どれも同じようですね。しかし、調べてみると行司の格によって、値段も変わるようです。

やはり、格が上がると衣装も軍配もいいものを使って、値段も高くなります。

正確な値段は公表されていませんが、おおよその値段が日刊スポーツのコラムにのっていました。

日刊スポーツの記事によると、幕内格の行司の木村寿之介さんの軍配ですが、2013年に白鵬と後援会の方より、贈られたものです。この軍配は、黄金色の鳳凰(ほうおう)が描かれた蒔絵です。

このデザインは白鵬が選んだようです。

この軍配はなんと500万円以上はするようです。漆塗りは輪島塗の人間国宝の方の制作のようですね。

※木村寿之介(きむらひさのすけ)とは、45名の行事のなかで2017年は上から7番目です。木村庄之助が復活したら8番目になります。

軍配のおおよその値段

序の口:6万円

十両:50万円

幕内格:100万円

立行司:100万円以上

あくまでもおおよその予想の値段ですので、ご了承ください。

先ほども紹介しましたが、立行司になると譲り団扇を使うこともありますので、相撲博物館に貯蔵してるものなので、もう値段はわかりませんね。なんでも鑑定団で調べてもらわないとわかりません。

ちなみに、500万の軍配の木村寿之介さんですが、元小結の旭道山の弟さんです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。軍配に書かれている文字や、その他軍配にまつわる話を見てきましたが、軍配も奥が深いものですね。

こだわって作ると500万もするとはビックリしました。行司は格があがれば上がるほど衣装や軍配などが、立派になっていきます。

でも、格が上がると横綱や後援会がプレゼントしてくれるようなので、ありがたいことですね。なので、みんな早く出世したいと思います。

行司は定年が65歳で、立行司は二人しかなれないことから、なかなか出世するのも難しいようです。頑張って目の前の取り組みをしっかりとさばいていくしかないないのです。

さて、行司の軍配について話してきましたが、ネットで探してみると楽天で軍配を販売していました。これを買った人はなにに使うのでしょうか?私にはなぞです。

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