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青森ねぶた祭りと弘前ねぷた祭りの違いとは?

祭り

ねぶたとねぷたが違うようです。

東北地方に住んでいる方には、当たり前のようですが、それ以外の人には青森県といえば

「ねぶた祭り」だと思っていました。

青森市では「ねぶた」で弘前市では「ねぷた」のようです。

テレビのニュース番組などでよく見るのが、「青森ねぶた祭り」ですね。

なので、青森県の祭りといえば、「ねぶた祭り」だと思っていました。

さて、ねぶたとねぷたとはどういう違いがあるのでしょうか?

その辺を見ていきたいと思います。

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青森ねぶた祭りと弘前ねぷた祭りの違いとは?

地区の違い、形状の違い、掛け声の違い理解してしまえば「ねぶた」と「ねぷた」は全然違います。

まず呼び方も「ねた」と「ねた」で違いますよね。

青森ねぶたの特徴

 開催期間は8月2日から8月7日

 東北三大祭り

 来場者数250万人

 山車の数20台

 青森市周辺で行われる

 形状は人型で立体的、大型のものが多い

 掛け声は「ラッセラー」

弘前ねぷたの特徴

 開催期間は8月1日から8月7日

 弘前市や黒石と津軽地区で行われる

 来場者数160万人

 山車の数80台

 形状は扇形

 掛け声は「ヤーヤドー」

「ねぶた」と「ねぷた」の違いを簡単にいうと、なまりの違いのようです。

あのきらびやかな、山車灯篭を「ねぶた」と呼ぶか「ねぷた」と呼ぶかの違いです。

テレビのケンミンショーでもやってましたが、青森県の人が東京で青森弁を喋ったら、全く通じなくて東南アジアの外国人かと思われたようですね。

それぐらい、方言が強いのが青森県のようです。

青森県では40箇所ぐらいの地域で、ねぶた祭りがあるようですが、その地域によって

「ねぶた」と呼んだり「ねぷた」と呼んだりしてるので、今から統一するのは難しいでしょうね。

それぞれに、方言のこだわりがあるので、このままで「ねぶた祭り」と「ねぷた祭り」でいいんではないでしょうか。

「ねぶた」や「ねぷた」の語源

「眠り流し」が語源のようです。夏の農作業中に眠くなるのを追い払おうとした、厄除けの行事でした。

「眠り流し」が「ねむた返し」になり「ねむた」になり「ねぶたやねぷた」に変化したようです。

青森に比べて弘前のねぷたは参加する組・町内会が多く、80台近いねぷたを見ることが出来ます。

扇形は表面には勇壮な武者絵、後ろは見送り絵という美人画が一般的です。

扇状のねぷたの前には前ねぷたという小さなねぷたがあり、組によって形状も仕掛けも違い、その年に流行したものや、キャラクターなども使用されているため、見ていて飽きません。

青森に比べるとゆったりとした動きをしていますが止まって組ごとに違った見せ場があるためこれもお見逃しなく。

弘前ねぷた祭りの日程とアクセス情報

弘前ねぷたは毎年8月1日から7日まで開催されます。

弘前ねぷたでは日にちによってねぷたが運行されるルートが違います。

8月1日から4日は土手町コース。

8月5日と6日は駅前コース。

土手町コースでは、ねぷたを本当に間近で見ることが出来ます。

駅前コースは広い道を運行するため、各組の全体を捉え楽しむことが出来ます。

広いからこそ思い切り披露される見せ場もあるので、こちらもオススメです。

土手町・駅前コースともに有料の席が用意されているので、ゆっくり見たいのであれば有料席を購入、または近くのお店の窓際を予約するといいでしょう。

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弘前ねぷた祭り有料観覧席

最終日は土手町を午前10時からねぷたが運行され「なぬか日」と言われています。夕方からは河川敷で「なぬかびおくり」が行われます。

ねぷたを炎で清めて弘前ねぷたまつりは終幕となるのです。

弘前ねぷたまつりは駅から徒歩範囲で行われるため電車で向かわれるのがいいでしょう。

運行経路周辺は交通規制がかかるため、車で行かれる場合は少し遠くに止めてバスの利用をオススメします。

運行に伴い、ねぷたの待機場所、運行経路周辺には交通規制がしかれます。

青森ねぶた祭りの日程はこちら

弘前ねぷた祭りに参加するには?

弘前ねぷたは複数の組で参加を応募しています。

・さくら組

・茂森津軽ネプタ愛好会

・津軽ねぷた歴史研究会

・槌子ねぷた愛好会

・独狐ねぷた愛好会

・西地区ねぷた親交会

・新寺町ねぷた愛好会

全ての団体で服装や参加条件が異なるため、各団体へ問い合わせる必要があります。

各団への問い合わせ先は弘前市観光館(TEL 0172-37-5501

で案内してもらえます。

ひと夏の思い出に是非、弘前の熱い夜を体験してみてください、

最後に

青森のねぶたは有名ですが、弘前のねぷたも負けてはいませんね。

山車灯篭も80台と多いのと、参加できるというのも魅力的ですね。

小さなお子さんもたくさん参加していて、一生懸命ねぷたを引っ張り、掛け声を出しています。

お祭りは参加すると、思い出に残りますので、お子さんたちは楽しみだと思います。

 

【2016 弘前ねぷた祭り 審査日 初日

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