日本の女子高生が世界のチアの全米選手権で、優勝したことから日本でのチアダンスが世界からも見直されています。
日本で実際に競技として行っている人は少なくただ「可愛い」「すごい」のイメージしかない人が多いかと思います。
ここらでちょっとチアダンスについてお勉強してみましょう。
チアダンスとチアリーディングの違いとは
チアダンスとチアリーディングの違いなんてあるのでしょうか。
私はこれまでこれらは呼び方が違うだけで同じものだと思っていました。
最初に行われたものはチアリーディング、チアダンスはチアリーディングの派生なのです。
発祥はもちろんアメリカです。
<チアリーディング>
最初はフットボールの応援するチームのことを指していました。
今では、チアダンスを協議としたものを「チアリーディング」と呼んでいます。
簡単にいうとチアダンスよりもアクロバティックな動きがあり、組み体操なども取り込んだ競技です。
ちなみに、組み体操のことを「スタンツ」と言います。
<チアダンス>
チアダンスはチアリーディングのダンス部分だけを特価させたものです。
アメリカでは「Pom Dance(ポンダンス)」とも呼ばれています。
ポンポンダンス・ラインダンス・ジャズダンス・ヒップホップと4種類のダンスを取り入れたもので競技と行う際には表現力や完成度を審査します。
アクロバティックな組み体操は含まれません。
<共通点>
元々は応援するために行われたチアダンス。それは今でも変わってないため
チアスピリット…常に笑顔で人を応援し元気づける
ポジティブスピリット…何事も前向きに取り組む
ボランティアスピリット…思いやりの心で人に貢献する
という3つのスピリットを大事にしています。
また「ポンポン」も共通事項。
会場を彩るのに重要な役目を担っています。ポンポンって正式名所なのですね…。
ホチキスをがっちゃんこと呼ぶような感じの扱いの言葉なのかと思っていました。
競技はチアダンスもチアリーディングも2分30秒の短い時間で行われます。
技術・スピリット・チームワークで採点するスポーツです。アメリカでは女性だけでなく男性も参加するスポーツです。
チアダンスで世界一になるまでの道のりとは
「ICUチアリーディング世界選手権大会」
チアダンス・チアリーディングの世界レベルの大会です。
参加国は100か国以上、総動員数30000人以上。
最も規模が大きい年に一度の公式国際大会で、これに勝ち抜けば世界一の称号を得たと言っていいでしょう。
日本代表として参加するためには、日本スポーツチア&ダンス連盟(チアジャパン)の行う応募条件を満たして選考を通過する必要があります。
応募するためにも国内の大会で入賞する実績をつむ必要があったりと道のりは大変そうです。
チアダンスを始めるのは早い方がいいのか?
子供の習い事としても人気になってきているダンス。
小さい頃から始めることでリズム感の習得、運動のための基礎体力作り、柔軟性がつくなどのメリットがあります。
小さい子だったら運動のメリットと他にも人前に出る度胸や、社会性を学ぶ、趣味を見つけるといった道徳的なメリットも期待できるようです。
しかし大人になってからでも、教室などもあるため気楽に参加することが出来ます。
チアダンスはエクササイズとしても人気のようです。
興味を持ったら、年齢に問わず挑戦してみていいと思います。思い切りが大切ですね、何事も。
平均年齢70歳というチアダンスチームもあり、先日テレビでやっていました。
最高年齢84歳で、元気に踊っていた姿には感動しました。
いくつになってもできるという気持ちがあると、元気なんですね。
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最後に
華やかさだけではないチアダンス。
世界を目指すとなると他のスポーツと一緒で厳しい練習があるのでしょう。
笑顔が素敵なチアダンス・チアリーディング。これからはこっちが応援したくなっちゃいますね。
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