すっかりお正月の風物詩になった『箱根駅伝』。
「出雲全日本大学選抜駅伝競走」、「全日本大学駅伝対校選手権大会」と並び「大学3大駅伝」と呼ばれています。
正式には「東京箱根間往復大学駅伝競走」と言い、他の2つと違い全日本と付きません。
なぜなら、実は関東地区の大学のみで行われる地方大会なのです。それゆえ、上位10チームはその年に行われる出雲全日本大学選抜駅伝競走に出場出来る予選会も兼ねています。
なぜ、箱根駅伝だけがこれだけ突出した人気になったのか、それは日本テレビが全国放送で完全中継を始めたためと言われています。
テレビでも観戦出来るのですが、生観戦したい方のために、より良い観戦スポットをご紹介します。
関連記事:箱根駅伝はなぜ関東の大学だけなのか?
箱根で観戦するならおすすめはここです。
やはり箱根駅伝と言えば、初日5区往路の「山上り」。
毎年の如くスターが誕生し、速いタイムを出した選手には「山の神」の称号が与えられます。
観戦でも、毎年最も盛り上がるのが5区とされています。当然往路5区のスタート、ゴール地点は観戦スポットとしても人気があり、どちらも大学総出で応援しています。
特にゴール地点では応援合戦が繰り広げられ、往路の表彰式等も楽しめます。もう1ヶ所は、5区の箱根小涌谷付近です。
当日箱根登山鉄道は箱根駅伝の選手が優先され、小涌谷の踏切では駅員が待機していて選手が来れば電車を止めます。電車を止めてしまうほどのイベントであり、そんな場面に出くわすのも面白いのではないでしょうか。
選手が見れる時間帯は?
■2区/鶴見中継所 9:01頃~
■3区/戸塚中継所 10:04頃~
■4区/平塚中継所 11:06頃~
■5区/小田原中継所 12:01頃~
■5区/芦ノ湖【ゴール】 13:11頃~
■7区/小田原中継所 8:57頃~ ■8区/平塚中継所 10:01頃~ ■9区/戸塚中継所 11:05頃~ ■10区/鶴見中継所 12:09頃~ ■10区/東京大手町・読売新聞東京本社ビル前【ゴール】 13:13頃~
交通手段はどうするべきか?
公道を走るため、当然交通規制があります。どの様な観戦方法取るかでも変ってきますが、複数ヶ所での観戦をする場合、交通渋滞に巻き込まれ観戦出来ない場合も出てくるかもしれません。
特に、ゴール地点の箱根・芦ノ湖付近では移動ルートも少なく厳しいと思われます。
また、各中継所等では移動ルートも色々ありますので可能かもしれません。箱根駅伝が好きな人は、電車を乗り継いで何ヶ所かで観戦する場合もあります。
当日は、「箱根湯本駅」からゴール付近までの臨時バスが11時まであります。かなり強行になりますが、スタートを見てその後新幹線等を利用し「箱根湯本駅」に11時までに行く事が出来れば、スタートとゴールどちらも楽しめるかもしれません。
寒さ対策は?
とにかく寒い時期に加え、ゴール付近での観戦になると標高も高くなるので、かなり寒さ対策が必要になります。
動きやすさを考えればダウンジャケット等の方が良いでしょう。当然マフラー、手袋、帽子も必需品になります。他にも、使い捨てカイロはいくつか用意した方が無難です。
最後に
箱根駅伝の人気は非常に高く、人気スポットでは混雑がひどくて見えないという事も出てくるでしょう。
特に、中継地点のタスキを渡す場面を観戦出来る所なら尚更です。なるべく早い場所取りをした方が確実です。
また、コンビニの場所も前もって確認しておいた方が、トイレ等の場合を考えれば安心です。
さらに、テレビに映るポイントを調べておいて目立つ格好で、テレビに映るのも楽しいかもしれませんが、あまりやり過ぎると注意されますので、目立つ格好はほどほどに!
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