チアリーダーって完成度を見ると、あれはもうチアとか関係なく一種のダンスパフォーマンスですよね。
元気づける、応援するためにあるチアリーダーなのだから、見ていてテンションが上がるのは当たり前、関係なくても「今なら何か出来る気がする」って気持ちになるのは私だけでしょうか。
そんなチアリーダーの映画の「チア☆ダン」が公開されます。
主演の広瀬すずさんも、チアダンスの猛特訓をして華麗に踊っています。
そんな、広瀬すずさんのキレッキレのダンスにも注目の映画です。
それでは、どんな映画の内容なのかあらすじを見ていきましょう。
映画 チア☆ダンのあらすじ
3月公開予定の「チア☆ダン」という映画。
正式には「チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったほんとの話」。
2009年に福井県のとある学校のチアリーダー部が、アメリカのチアリーダーの大会で優勝したというニュースは記憶あるでしょうか。
当時、このニュースはとても衝撃的で、一躍有名となりました。
実は彼女らはその後も優勝し続けているのですが、この映画はそんな彼女らを再現した本当にあった話。
主演、広瀬すず演じる主人公は軽い気持ちでチアリーダー部に入部します。
入った理由は憧れの男の子を応援したいから、青春ですね。
軽い気持ちで入った主人公ですが、練習は想像以上に厳しい。
顧問の目標は「全米制覇」、部のルールは恋愛禁止、おでこ出し必須。
憧れの男の子のために…なんて初々しい恋愛感情でチアリーダーを選んだというのに、この現実。
軽い気持ちで入ると、現実の厳しさに逃げ出したくもなりますが「みんなでチアダンスしよっさ」とメンバー間で支えあって練習をこなし続け、ついにはアメリカのチアリーダーの大会を目指すことに。
ニュースの件を先に書いてしまったので、なんとなく流れは読めましたね。
実話を元に作られたこの映画は恋愛ストーリーというよりも部活動、メンバーとの繋がりを重視したまさに学生の青春という世界観。
高校生という年齢の友情というのは、右往左往で恋愛ストーリーよりも、終わりが分かっているからこそどうしてその結果に行きつけるのかと、そわそわした目を離せない展開にきっと心躍ることでしょう。
この映画を製作にあたり、女優さんたちは映画の元となった学校で指導していて、現在は日本チアダンス協会会長の前田千代さんから直接指導も受けたそうです。
これはチアリーダーとしての成長物語ももちろん、パフォーマンス力も大いに期待出来そうですね。
福井県立福井商業高等学校チアリーダー部とは?
福井県立福井商業高等学校のチアリーダー部「JETS」は、全米チア選手権のチームパフォーマンス部門で2016年には4連覇を果たした強豪校です。
日本ではチアとして部活にしている学校は多くありません。
私も過去の学校では試合や大会前に少し集まって軽く練習、終了後は解散という具合に部活としてしっかり行っているところは見たことがありません。
そんなマイナーなチアリーダー部でありながら、チアリーダーの本場アメリカで入賞したということがどれ程凄いことが想像できますか?それも4連覇…本当にすごいことです。
関連記事:チアダンスとチアリーディングの違いとは?簡単に解説!
ノンフィクション単行本『チア☆ダン』
「チア☆ダン」の映画がノンフィクションの単行本を発売します。
これは映画とは違い顧問を視点にした物語です。
福井商業高等学校チアリーダー部「JETS」を育てたのはひとりの女性教師。
テレビで見たチアダンスを見てその姿に憧れ「チアダンスで全米制覇」という夢を抱きます。
前に就任していた学校ではそれを叶えることが出来ず、赴任した福井商業高等学校ではチアリーダー部すらない。
そんな状況からスタートしてわずか3年で全米制覇の夢を叶えたノンフィクションストーリー。
映画より一足お先にちょっと覗いてみますか?
まとめ
映画は3月11日公開、単行本は1月31日に発売予定です。
映画と単行本、どちらも執着地点は同じですが、込められた思い・苦悩・感動を視点を変えて味わうのも楽しいと思います。
彼女たちの世界に触れて青春を思い出したり、今を応援してもらったり、楽しみ方が二重にも三重にもありそうな「チア☆ダン」、注目の作品です。
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