相撲の呼び出しの給料はいくら?どんな仕事があるのか?

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どもっ!相撲ファンの管理人です。相撲を見ていると呼び出しの「ひーがぁーしー・・・・」とかって聞いたことありますよね。あの呼び出しって給料いくらぐらいもらっているのかって気になったので、調べて見ました。

調べて見ると呼び出しの仕事って結構あったのです。「へーそうだったのか!」って感じの仕事をやってました。

また、呼び出しの着ている着物についても調べて見ましたので、少しお付き合いください。まずは、呼び出しの給料から見ていきましょう。

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呼び出しの給料はいくらぐらいなのか?

相撲の呼び出しも行司や床山のように相撲協会に所属して、各部屋に入門します。

定員は45名で、呼び出しになるには義務教育を卒業した19歳以下の男子であることが必要です。

呼び出しにも行司や床山のように階級があります。階級によって給料が変わって来ます。階級の人数は変わることがあります。2017年7月の階級と人数は以下の通りです。

呼び出しの人数(2017年7月現在)

  • 立て呼び出し   1名
  • 副立て呼び出し  なし
  • 三役呼び出し   4名
  • 幕内呼び出し   8名
  • 十両呼び出し   11名
  • 幕下呼び出し   7名
  • 三段目呼び出し  5名
  • 序二段呼び出し  3名
  • 序の口呼び出し  6名

呼び出しは行司のように差し違いなどのミスはないので、そんなに降格はないでしょうが、やはり優秀だと早く昇格するようです。

呼び出しの給料

  • 立て呼び出し   約48万
  • 副立て呼び出し  約48万
  • 三役呼び出し   約48万
  • 幕内呼び出し   約32万
  • 十両呼び出し   約22万
  • 幕下呼び出し   約16万
  • 三段目呼び出し  約15万
  • 序二段呼び出し  約14万
  • 序の口呼び出し  約14万

この給料は毎月の基本給と特別手当を足したおおよその金額です。実際には若干の違いがあるかもしれません。

三役以上になれば普通のサラリーマン並にはもらえるのですね。

しかし、19歳以下で入門してから続けないとこの給料はもらえないのです。

日本相撲協会の呼び出しの昇格規定というものもあります。以下のような規定になります。

・三役呼出以上:勤続40年以上で成績優秀な者、または勤続30年以上40年未満で特に優秀な者

・幕内呼出:勤続30年以上で成績優秀な者、または勤続15年以上30年未満で特に優秀な者

・十枚目呼出:勤続15年以上で成績優秀な者、または勤続10年以上15年未満で特に優秀な者

三役以上になってサラリーマン並に給料をもらうには、勤続30年以上勤めなければならないので、簡単なことではないですね。

それでは、呼び出しの給料を見て来ましたので、実際のところどんな仕事をやっているのかを次の章で見ていきたいと思います。

呼び出しの仕事

呼び出しの仕事も力士の呼び出しだけをやっているわけではなく、そのほかにも色々とやることがあります。

呼び上げ

まさしく呼び出しの一番の見せ所の「呼び上げ」です。相撲中継でも見たことがありますよね。呼び出しが扇子を持って呼び上げるあれです。

「ひぃーがぁーしー、○ー○ーやぁーまー、○ー○ーやぁーまー」ってやる呼び出しはテレビでも見たことがありますよね。

この「○ー○ーやぁーまー」って2回言うのを二声と言って、十両の最後の取り組みと、三役以上の力士の時だけです。そのほかは1回だけで一声と言います。

初日から数えて奇数日は東から先に、偶数日は西から先に読み上げます。

この呼び上げで声が良かったり、声量があってよく通る声だったりで評価が出て、上手な呼び上げをすると、昇格が早くなることがあります。

まー歌を歌うような感じもありますので、歌が上手い人は呼び上げも上手なようですね。上手くなるために、普段は発声練習などをやっているようです。

なかなかの美声でイケメンの呼び出し「啓輔」さんの呼び上げです。

懸賞幕を持って回る

懸賞幕を持って土俵を回っている人は、みんな呼び出しです。一回に15人までなので、懸賞が16本の時は2回目が一人で回ったりします。

現在の懸賞金は上限が60本になりましたので、4回回ることになるので呼び出しも大忙しです。時間が決まっているし、絶対に懸賞幕を間違えることはできませんから、大変でしょうね。

ちなみに、懸賞幕のスポンサー名を読み上げている、アナウンサーは行司です。NHKのアナウンサーではなかったですね。

土俵をほうきではく

取り組み前にほうきで土俵をはいているのも、呼び出しです。力士によっては塩を大量にまく力士もいますので、その塩を広げないと塩で滑ってしまうことがあります。

また、土俵の俵の外側を綺麗にならすことで、力士の足が出た時に行司がわかりやすいように、足跡などを綺麗にします。

ちなみに、呼び出しが使っているほうきですが、東京都練馬区にある、株式会社創幸 箒販売部の「ほうきもろこし座敷箒」を使っているようです。

株式会社創幸 箒販売部

太鼓叩き

太鼓を叩くのも呼び出しの仕事です。これも日々練習しています。上達が早かったり上手く叩くと、昇格が早くなることもあるようです。

  • 触れ太鼓  初日の取組を触れ歩きながら打つ太鼓
  • 寄せ太鼓  本場所の早朝に打つ太鼓
  • はね太鼓  本場所の全取組の終了後に打つ太鼓

呼出し・重夫による寄せ太鼓

土俵作り

土俵作りも呼び出しが全員で作ります。土俵作りは3日ほどかかりますので、本場所の6日前から作り始めます。

両国国技館で行われる東京場所は、上の土を20センチ削ってまた新しい土を盛っていきす。約10トンほどの土が使われます。

機械や重機を使えば1日で終わりそうですが、そこは伝統を守って全て手作業で呼び出しがやるので、3日はかかるようです。伝統は守った方がいいですね。

両国国技館の土俵は本場所が終わると、地下に収納されます。

その他の、大阪場所、名古屋場所、九州場所の土俵はその都度一から土を固めて作ります。その土の量は約40トンほど使われるようです。

力水、力紙の用意

取り組みで勝った力士が、次の力士に力水を渡しますが、その水を柄杓で組んで渡すのが、呼び出しの仕事です。

この力水は神聖な土俵に上がる前に、清めると言う意味があります。

力士は口に含んだ水をはいたあと、呼び出しから渡された力紙で口を拭きます。これも清めると言う意味があります。

稀に、呼び出しが力水を渡すこともあります。

力士の座布団の交換

取り組みを待つ間に力士が座る座布団は、各力士の専用の座布団を付け人が用意します。

それを交換して、置くのが呼び出しの仕事です。

懸賞金の受け渡し

懸賞金がつくと熨斗袋が用意されますが、取り組みが終わった後に素早く、行司に渡すのが呼び出しの仕事です。

勝負の決着がついて、スマートに早く行司に渡さなければなりませんね。

時間いっぱいの時にタオルを渡す

タオルは各力士の専用のものを付け人が、呼び出しに渡します。決して使いまわしてはいませんよ。

時間いっぱいで、タオルで顔をふくところをよく見ますが、決して決まりはなく使わなくてもいいようです。顔だけをふく力士もいれば、体もふく力士もいますね。それぞれに自分の中で決まりがあるのでしょう。

呼び出しは結構やることがありますね。そして、テレビ中継ではよく写っていますね。テレビでよく映る時に、背中に広告が書いてありますね。次はあの衣装について見ていきたいと思います。

呼び出しの着物について

呼び出しの着物は「裁付袴(たっつけばかま)」と言います。江戸時代の頃は、武士が旅に出る時に動きやすように、膝から下を縛っていたのが「裁付袴」の始まりのようです。

「裁付袴」は戦後の復興の時に「紀文」が呼び出し全員に送ったそうです。

その後、日本相撲協会は感謝の印として背中に広告を入れたのが始まりです。その後スポンサーが増えました。

よく見るのが、「紀文」「なとり」「救心」「永谷園」「スギヨ」「シーチキン」などでしょうか。

また、腰の後ろに力士の名前が入っている「裁付袴」は横綱や大関からの贈り物です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。呼び出しの給料について見て着ましたが、最初の頃は給料も安いですが、長く続けるとサラリーマン並にはもらえるのですね。定年まで勤めれば、退職金やその後の年金ももらえると思います。

しかし、見習いの頃は大変なことも多いようですので、そこを耐えなければなりません。

定員が45名と決まっているので、空きが出ないと簡単には呼び出しにはなれないようです。親方に知り合いがいないと、さらに難しいでしょう。

中には力士を目指して相撲部屋に入るが、どうしても体重が増えないので、力士は無理だということで、呼び出しになる方も稀にいるようです。相撲に関わっていたいという理由でしょう。

呼び出しの仕事も見て着ましたが、結構いろんなことをやっているのですね。そして、テレビにはよく写るようです。本場所では大忙しの呼び出しですが、普段の相撲部屋ではそれほどやることがないようです。

普段は、声出しの練習や太鼓の練習などをして、親方にお茶を出したりや雑用などをやっているようです。

相撲の世界が大好きで声が通る方は、呼び出しを目指してもいいかもしれませんね。でも、19歳までの男子しかなれませんので、ご注意を!

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