相撲で塩を大量にまく力士は誰?その歴史を追ってみた!

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どーも相撲観戦が好きな管理人です。相撲の立会いの前の塩まきは、相撲の楽しみの一つと言ってもいいですね。

塩の巻き方でも豪快に大量にまく力士や、少ししかまかない力士とそれぞれで、個性が出るので面白いです。

かつては塩を大量にまくことで有名だったのが「水戸泉」ですね。毎回塩まきの時は完成が上がりました。あの塩まきが見たくて会場に足を運んだファンもいたようですね。

そんな塩まきですが、「水戸泉」の他にはどんな力士が大量に塩を巻いていたのでしょうか?また、2017年現在では大量に塩をまく力士はいるのでしょうか?

その辺を調べて見ましたので、少しお付き合いください。

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塩を大量にまく力士について

塩を大量にまく力士と言ったら水戸泉

先ほども触れましたが、相撲で大量に塩をまく力士として有名なのは、水戸泉ですね。身長も192センチの巨漢で、右手いっぱいの塩を豪快にまく姿は、毎回拍手ものでした。

水戸泉が大量に塩をまくようになったのは、十両に上がった時に「勝てない時は塩を豪快にまいて、運を引き寄せて見ては」と進言されて、実行したことからです。

この後、勝てるようになり運がついたと思い、制限時間いっぱいの時に大量の塩をまくようになりました。なんと、一回の塩の量が600グラムあるようです。手が大きいのでしょうね。

水戸泉はイギリスの巡業の時に、「ソルトシェイカー」と紹介されたようです。「ソルトシェイカー」とはイギリスの塩を入れる道具ですが、なぜ「ソルトシェイカー」と呼ばれたのかはわかりません。

水戸泉は史上24人目の平幕優勝をしているので、人気もありました。なので、相撲ファンには記憶に残っていますね。

水戸泉に影響を受けて大量に塩をまくようになった力士がいます。

水戸泉に影響を受けた北桜

2000年7月場所の十両で水戸泉と対戦します。かつて幕内で優勝経験のある水戸泉でしたが、怪我もあり十両に落ちていました。北桜は負け越しが決まったいた14日目でしたが、水戸泉には勝ちたいという思いで、水戸泉をまねて大量の塩をまきました。

そして勝ったのです。嬉しかったようで、次の日の15日目も大量の塩をまいて勝ちました。

次の場所の2000年9月場所で引退した水戸泉から、「ソルトシェイカー」の名前を受け継ぎました。

北桜は最高位が前頭9枚目だったので、それほど有名ではなかったですが、一部のファンはパフォーマンスが面白いと人気だったようです。

北桜は2010年に引退して、現在は式秀部屋を引き継いで師匠として若手の育成に頑張っています。

現役で塩を大量にまく旭日松

さらに、2017年5月場所では十両の旭日松(あさひしょう)が有名です。2012年5月場所で、十両の筆頭でしたが初日から10連敗をしてしまい、「塩を大量にまいたら相手がビビるかも?」と思い、大量の塩をまいたら勝ったようです。

この次の場所でも、大量の塩をまくようになって勝ち越して、新入幕を果たします。幕内に入っても、大量の塩をまく姿が人気が出て続けていました。

自分のまいた大量の塩で滑って負けたこともあるようで、相撲ファンには語り継がれています。

過去に塩を大量にまいた青葉山

その他で、大量に塩をまいた力士では、1975年に新入幕を果たした「青葉山」が有名です。当時のテレビドラマのセリフに「青葉山みたいに塩をいっぱい持って来い」というのがあったようです。

しかし、この時代はオイルショックでトイレットペーパーも不足するような時代に、塩を大量にまくのはもったいないとの批判が出ていました。塩も貴重だった時代ですね。

青葉山は優勝もなく、小結までだったのでそれほど記憶に残る力士ではなかったようです。

もっと昔に塩を大量にまいた若秩父

元関脇の若秩父(わかちちぶ)はその名の通りに、埼玉県の秩父郡の出身です。初土俵が1954年で引退が1968年です。

若秩父は幕下の頃は毎食どんぶり10杯のご飯を食べるほどの大食いでした。出世も早く19歳で小結に上がったが、関脇までで大関にはなれませんでした。

大関昇進が期待された頃に、糖尿病を患ってしまい、十両に転落してしまいます。ここで、食事制限や、禁酒、禁煙をして稽古にも励みまた幕内に戻ってきます。

そんな時に、中洲で飲んでいる時に酔っ払いに絡まれ、ただ払っただけなのに酔っ払いが怪我をして、暴力事件として取り上げられます。

この鬱憤を晴らそうと大量の塩を高々とまきました。この時代は昭和42年で先ほどの青葉山の時代よりも、塩は一般人には貴重品だった頃です。

なので、皮肉って川柳でこう詠まれました。

その後は部屋付き親方として後輩の指導をして、部屋が閉鎖になってからは日本相撲協会の副理事を定年の65歳まで勤めました。

2014年に肝不全のために75歳で自宅で亡くなりました。

さて、ここまで塩を大量にまく力士について見てきましたが、次の章ではその逆の塩を少ししかまかない力士について見ていきたいと思います。

塩をまく量が少ない力士

現役で塩まきが少ない宇良

2017年7月場所で、前頭4枚目まで上がってきた「宇良」が有名ですね。パスタを茹でる時よりも少ない塩まきとしても有名です。

相撲の技がめずらしいことから人気者の宇良ですので、塩をまく姿にも注目が集まり、塩の量が少ないとネットで話題になっています。

宇良について簡単に解説します。宇良は京都の鳥羽高校と関西学院大学で相撲部で数々の優勝をして活躍します。大学では教員免許も取っています。

2015年に22歳で木瀬部屋に入門して、わずか2年後の2017年3月場所で新入幕を果たしました。

宇良の相撲は「アクロバット相撲」と言われて、レスリングの経験があったので体が柔らかく、珍しい決め技で勝つ事が多く人気もあります。

2017年1月場所で決まった「欅反り(けやきぞり)」は1960年に決まり手が制定されてから、初めての決まりだったことから、話題となりました。

その後も、「撞木反り(しゅもくぞり)」「居反り(いぞり)」など珍しい決まりで勝っています。身長も173センチと小柄ながら、大きな力士の中に入って倒すところなどは、みていて面白ですね。かつての「技のデパート」と言われた舞の海のような感じでしょうか?

2017年7月には嵐の二宮君と洗剤のCМに出るほどの人気者になりました。

今後も活躍しそうな注目の力士の一人です。

過去に塩まきが少なかった出羽錦

過去に塩まきが少なかったことで有名だったのが元関脇の出羽錦(でわにしき)です。1940年に初土俵から1964年まで24年も現役を続けました。十両に上がる目前で、出羽錦は現役兵として招集され、体重が激減してしまいます。

また戻されて相撲を取ることになりますが、体重を増やすのに苦労したようです。

土俵の上では常にユニークだったことで人気がありました。そんな出羽錦はが塩まきが少なかった理由は、先ほど紹介した、大量に塩をまく若秩父との対戦の時に、反対のことをやろうと塩を指先にちょっとだけつけてまきました。

まるで、焼き鳥に塩を振っているような感じです。先ほどの若秩父の川柳と同じように出羽錦の塩まきにも川柳が詠まれました。

昔からうまい川柳はあったようです。

引退後は田子の浦を襲名して定年まで日本相撲協会で巡業部などを歴任しました。その後テレビ出演なども多数しています。

2005年に膵臓癌で79歳で亡くなっています。

塩まきが大量の力士や少ない力士を見てきましたので、次は塩まきが綺麗な力士について見ていきたいと思います。

塩まきが綺麗な力士

塩まきの話をして来たので、おまけ情報として塩まきが綺麗な力士についても書いてみます。ネットで塩まきが綺麗だと話題になるのが「白鵬」ですね。

ネットでは「白鵬の塩まきはティンカーベルのよう」と話題になっています。白鵬が塩をまいた空中の塩の円がティンカーベルが星をキラキラと出したようだと話題です。

その他では、稀勢の里の塩まきも綺麗だと話題です。稀勢の里の塩まきは、綺麗な放物線を描くところが綺麗だと評判がいいようですね。2017年5月場所、7月場所と連続での休場で今後の横綱として、心配されるところです。

■コラム:十両以下は塩がまけない

十両の下の幕下の力士は時間がある時しか、塩をまけません。三段目、序二段、序の口は全く塩をまく事ができないのです。

水戸泉のように大量の塩をまいてみたいと思って、相撲界に入って来たのに幕下では塩がまけないんです。早く十両に昇進しないとまけませんね。

幕下でも上位の方の取り組みしか、塩がまけませんし取り組みが早く進んだ時だけなので、毎回まけるわけでもないんですね。

初めての塩まきに緊張する力士もいるようで、手についた塩をうまく払えずに手が滑って負けた力士もいるようです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。相撲で大量に塩をまく力士についてみて来ました。記憶に残っているのは、やっぱり水戸泉でしょうかね。あの大きな体で大量の塩をまく姿は、とても印象に残っています。

また、戦後のオイルショックの時の青葉山などは、大量に塩をまいて反感を買っていたとは、時代が違うという事でしょうか?

十両での朝日松と宇良の対決では、塩のまき方が両極端だったので、ユーチューブでは話題になっているようです。

何れにしても、塩をまくというのは相撲独特な事なので、みていて面白いし個性が出るのがいいですね。現在は幕内で大量に塩をまく力士はいないので、一人ぐらいいてもいいですね。

個人的には「勢」あたりにやってもらいたいです。解説が今日の勢関は塩まきの勢いもいいですねー!なんて言わないかな?(笑)

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