遠方などでどうしても通夜や葬儀に出られない!
そんな時はどうするのか?
知り合いが亡くなった時、相手との関係が近い場合や仕事で繋がりがある場合、お通夜か告別式に出席されると思います。
一般的には、その時香典を持っていかれるでしょう。
香典の金額は亡くなった方との関係深さで変わってきます。呼び方は変わりますがどの宗教、宗派に限らず必要なものです。
お通夜や告別式に出席出来なくても、故人との関係が深ければ香典を渡したいと思う方も多いと思います。そんな方のために、ここでは香典の送り方をご紹介させて頂きます。
香典の郵送での送り方について
故人の葬儀に参列出来ない場合は、普通香典を郵送します。郵送だから失礼にあたるという事はありません。
この時、お悔やみの手紙を添えて送ると良いでしょう。
届ける期日もあまり遅くならない様にします。香典を受け取った場合四十九日を目安に香典返しを送るので、それに間に合うように送りましょう。
郵送の方法は、香典袋に現金を入れて現金書留で送りましょう。
専用の封筒に、香典袋とお悔やみの手紙を一緒に入れ郵便局の窓口に持っていきます。現金書留は窓口受付になるので持参する必要があります。
もし、日中は郵便局に行けない方は比較的大きな郵便局なら24時間受け付けているところもあるので「24時間空いている郵便局」で検索すると全国の郵便局が出て来ます。
送り先は故人に関係のある自宅にします。
現金書留は時間指定等が出来ないため、斎場等には送れません。
香典について
自分に関係ある方が亡くなった場合、お通夜や告別式に出席するため香典を用意します。香典とは、仏式の葬儀で故人に添える金品の事です。
香の字が使われるのは、線香の代わりに添えるという意味があるそうです。仏式に限らず、葬儀の時にはご霊前に供える金品が必要となります。
神式では線香を使わないため香典とは呼ばず「御玉串料」等と表書きします。キリスト教式の場合教派により異なりますが「御花料」等と表書きします。
故人の宗教や宗派が分からない場合は「御霊前」と書くのが無難です。
香典袋の表書きには、通常「御霊前」の下に自分の名前を書きます。
その時、通常は薄墨を使います。そして、中袋の表側に金額、裏側に住所氏名を書きます。中袋は薄墨で無く必要はありません。
香典あれこれ
香典を渡す時には、いくつかのマナーがあります。先ず、知られているものでは新札を使用しないという事でしょうか。これには、新札だと予め用意して置いた様に思われるからです。
もし新札しかない場合は、1、2回折り目を入れましょう。不祝儀袋の表書きは薄墨で書きます。これには故人の死を悲しみ、文字が涙で薄くなったという事を表します。
香典の金額の相場は、相手との関係で大きく変わってきます。
亡くなった本人と知り合いの場合5,000円程度、その家族場合は3,000円程度、親族の場合は30,000円~100,000円になります。
まとめ
知り合いが亡くなれば、誰しも悲しいものです。
お通夜や告別式は最後のお別れになるので出席したくなるでしょう。
出席出来なくても、何らかのカタチでお悔やみの意は示したいものです。香典も、郵送では失礼になる事はありません。ただし、その場合はぜひ、お悔やみの手紙を添える様にしましょう。
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