アロマはヨーロッパ諸国では医薬品と同様に扱われる「西洋の漢方」です。
その様々な香りから脳に作用して健康維持、免疫力の向上、疲労回復、不調の改善、自律神経の調整など心も体も癒してくれます。
アロマキャンドルはキャンドルとしてのインテリアとしての価値と同時に香りを楽しむことが出来ることで長く女性に支持されています。
アロマキャンドルを100均で作るには?
100均にはアロマオイルやアロマポット、ロウソクとアロマをすぐに始められる必要なものは全部揃っています。とりあえず基本的な作り方を100均で揃えられるもので説明します。
用意するもの
- アロマオイル
- 白いロウソク
- 容器
容器は何でも構いません。100均で売っているものでも、小さいサイズを作りたかったならばペットボトルの蓋のように本当に小さなサイズからでも作ることが出来ます。
①「ロウソクを湯せんで溶かす」
市販のロウソクを溶かす場合そのままではなかなか溶けないので細かく割ります。
芯は再利用するので切らないようにしましょう。
強めにロウソクを折ってもワックスでコーティングされている芯は簡単には切れないので、刃ものを使い際にだけ気をつければ大丈夫です。
湯せんにかけたロウがとけたら芯を取り出します。
芯を取り出す際には溶けたロウソクがとても熱くなっているので割りばしなどで火傷をしないように取り出して下さい。
②「容器にいれて固める」
芯を自立させたい時にはボタンを使うといいです。
芯をボタンに通して固定すると座金の役目をボタンが果たしてくれます。
まだ液体の状態で少し冷めたロウソクにアロマオイルを入れて香りをつけます。
5~15滴、好みの分量で入れましょう。
ロウソクが熱いうちにアロマオイルを入れると熱で香りがとんでしまうことがあります。
また柑橘系の香りは匂いが飛びやすいです。芯をセットしたら容器にアロマオイルを入れます。
③「固める」
芯が倒れてロウソクにつかないよう持っているか、割りばしで押さえます。
この容器に入れた後にアロマオイルを足すとさらに香りを強くすることが出来ます。
ロウソクが冷めたら芯をちょうどいい長さに切って出来上がりです。
【DIY セリア材料で手作りアロマキャンドル】
簡単ですよね?色をつけたいときはクレヨンを削って①の溶かしたロウソクに混ぜ込むだけで簡単に色付けが出来ます。
クレヨンももちろん100均で購入できます。
複数の色を使いたい時は混ざってしまわないよう砕いたクレヨンと溶かしたロウソク、全て色ごとに分けると色が混ざることなく綺麗に作れます。
100均以外で物を揃えるならばパラフィンワックスと座金付きの芯をオススメします。
パラフィンワックスは粒状で売られているロウソク(キャンドル)で市販のロウソクよりも低い温度で溶けやすく初心者には扱いやすいです。
座金付きの芯も芯を取り出したりする工程を省くことが出来、台座がついた状態の芯で購入することが出来てとても便利です。
また容器から出して使用するときにはロウソクシートを巻くと見栄えもよくなりますよ。
100均で揃えるならばクッキングシートを代用するのもいいかもしれませんね。
残った香水を使ってアロマキャンドルを作る方法
男性女性問わず、香水を常用する人が多いですが使いきるということはなかなか無いですよね。
お風呂に入れてみたり、小物にかけてみたりと肌につける以外の使用方法がありますがアロマキャンドルにも香水を使用することが出来ます。
アロマの代わりに香水を入れるだけ、作り方は先に説明した作り方でOk。
特別変わることはありません。いい香りの香水を使ってお友達や恋人にプレゼントしてみては?
アロマキャンドルの楽しみ方
アロマキャンドルの炎にはアロマとしてのリラックス効果の他に、ムーディーな空間を作り出す効果があります。
香りを調整すれば食事の照明としても使うことが出来ます。
バスタイムで使用すると香りで癒されて温浴効果がアップ、ミツロウなどを使用すると空気を清浄する効果があるので、日中に部屋を綺麗にするために使用するという方法も。
容器を色取り取りなガラスにすることでインテリアとしても活躍しそうですね。
アロマキャンドルは香りやロウソクによって効果が様々、自分が必要としている効果にあった香りでアロマキャンドル生活を楽しんでください。
ローズなどの花はホルモンバランスを整え、ラベンダーやカモミールのフローラル系の香りはリラックス効果、たくさんの種類にたくさんの効果、まさに漢方のようですね。
最後に
100均でも十分にできちゃうアロマキャンドルです。
アロマの香りとロウソクの明かりで疲れた体を癒してください。
アロマキャンドルで体を労ったら、また明日の仕事も頑張れますね。
アロマキャンドルには様々な効果があります。
炎を見ていると、ゆったりとした気持ちになり心地よく眠れることがあります。
ストレスが溜まった夜などは、気持ちよく眠るのが一番いいと思います。
「西洋の漢方」と言われるのも納得です。簡単に始められるアロマ生活、まずは100円均にでも行きましょうか。
コメント