またまた漫画からの実写化の映画が公開されますよ。
「帝一の國(ていいちのくに)」2017年春4月29日公開予定です。
原作は集英社のジャンプスクエアにて連載されていました作者・古屋兎丸の同名コミック「帝一の國」。
原作は2016年に完結を迎えています。
映画「帝一の國」のあらすじ
時代は昭和、政界を占める実力ある政治家はとある学校の出身者ばかり。
それが東京都にある中高一貫制の男子校「海帝高校」。
この学校を出たものは政治家や官僚、大手企業の役員とエリートばかり、日本を動かしていたといっても過言じゃない面々だ。
そして海帝高校の生徒会会長に就任すると、日本一の国立大学である東都大学への切符を確実に手に入れることが出来、さらにはその後の人生においても政界で最も影響力をもつ「海帝生徒会会長会」という派閥に入ることも出来る。
そのため毎年、生徒会長の総選挙は凄まじいもの、まるで本物の政界なみの争いなのである。
物語はこの海帝高校に、主人公の赤場帝一が入学するところから始まる。
帝一が目指すところは海帝高校の生徒会長、そして東都大の推薦をもらい、最終的には総理大臣になることだった。
この夢は帝一の父もかつて目指していたものだった。
生徒会長への道には手強い壁が幾重にも立ちはだかる。
帝一は同級生で天才的な頭脳を持つ、榊原光明や個性的な人間たちを仲間にしていき、一歩ずつ確実にその階段を登ろうとしていた。
二転三転する状況を冷静に読み取り、自分のためにはどうしたらいいか考え夢のため一手を講じる。
キャストやスタッフの紹介
総選挙がここまで熱く描かれる作品はあまり見ませんね。
最初映画の広告を見たときはギャグ漫画かと思いましたがこれはなかなか、少年漫画の「友情・努力・勝利」が詰め込まれたこの作品私はちょっと気になってきました。
主人公・赤場帝一を演じるのは菅田将暉。
2016年公開映画の作品だけで、約9本の作品に主演というまさに引っ張りだこ状態の俳優。
その実力はもとより、イケメンなのだけれどイケメンともまた違った独特な印象が、見る人を魅了する彼は、帝一にはピッタリな配役と言ってもいいでしょう。
インタビューでは原作は読んでいて世界観が大好き、「この作品は自分のためにあるんじゃないか」と勝手に思っていたと話しています。
その他にも野村周平、竹内涼真、間宮祥太郎、志尊淳とイケメンながらも実力派の俳優が勢ぞろいです。
そして舞台版「帝一の國」で帝一役を演じた木村了が映画版では現生徒会長・堂山圭吾役を演じることになっているという点もチェックしたいところ。
監督は永井聡。
主にCMディレクターを行っており、手掛けた映画は「世界から猫が消えたなら」や「ジャッジ」などがあります。
インタビューでは初めて帝一の國を読んだときに映画にしたいと感じた。
世界観に圧倒され、でもこのカルトでレトロな世界観を、どう実写化したらいいのか、とにかく悩んだと言っています。
キャストがキャラクターにぴったりと当てはまった時、光明が見えたのだとか。
脚本は「ROOKIES」を手掛けたいずみ吉紘が担当します。
キャスト
野心の男
赤場帝一:菅田将暉
謀略の男
東郷菊馬:野村周平
正義の男
大鷹弾:竹内涼真
支配の男
氷室ローランド:間宮祥太朗
補佐の男
榊原光明:志尊淳
戦術の男
森園億人:千葉雄大
実写化でファンの感想は?
最近は漫画の実写化が本当に多いですね。
すでにファンがついていきて興行収入が予想しやすいのと、原作使用料が安く上がるからなのだそうですよ。
原作使用料が安いという事実から、原作に還元されないなら実写化は見ないというファンも増えてきているのだとか。
漫画好きな私としてはそのファンの気持ちが分かるところです。
さて、「帝一の國」のファンの反応はどうなのでしょうか。
1月にフジテレビの「めざましテレビ」で映画の一部シーンが放映されたため、今のところ俳優陣のファンの黄色い声が多いようです。
ちなみに放映されたのはふんどし姿。
イケメン俳優陣のふんどし姿なら黄色い声が上がっても仕方ないのか、その美しい肉体や堂々たる風格に期待が高まっているようです。
漫画実写化では大抵原作ファンからは否定的な反応があがるのですが「帝一の國」では原作ファンによる否定的な声はあまりないようです。
また俳優陣のイメージも合っているという肯定的な声が多数あるとか。
原作ファンが認めるキャストであれば、この漫画実写化は期待出来そうですね。
ちなみに過去に行われた舞台では個性的なキャラクターや世界観が実写でもいい味を出すと好評なのだったとか。
これはますます映画に期待してしまいます。
その前に原作も読んで見ませんか?
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