2017年1月14日に公開される「本能寺ホテル」。
2011年に公開された「プリンセストヨトミ」の製作・主演スタッフが再集結して作る「本能寺ホテル」。
プリンセストヨトミは公開されて2日間で動員23万人を超して映画観客動員初登場で2位、最終興行収入が16億円という話題になった作品。
同じメンバーで作られということで既に注目されている「本能寺ホテル」を紹介していきます。
映画「本能寺ホテル」の内容とは?
主人公は綾瀬はるかさん演じるOLの繭子。
京都で流れに身を任せたまま生きてきた繭子。
勤めていた会社が倒産になってどうしたものかと途方にくれる。
「それなら結婚しようか」と彼氏である恭一にプロポーズをされ受けることに。
そして、恭一の両親の金婚式に参加するために2人は京都に行くが、手違いで予定していたホテルに宿泊出来ず「本能寺ホテル」に辿り着く。
この「本能寺ホテル」はなんと過去に繋がっていた。
繭子はこの本能寺ホテルを通じて1582年の戦国時代と現代を行き来することになる。
繭子が行った先は1582年の本能寺。
そこで織田信長の家臣、森蘭丸に出会う。
森蘭丸と仲良くなると同時に織田信長の人格も見えてきて段々と惹かれていく。
そして、話の中で繭子がやってきたのは1582年の本能寺の変の前日だということに気づく。
「プリンセストヨトミ」の豊臣家の次は織田信長。
繭子は織田信長の人柄に惹かれるけれど織田信長を救えるのか。
過去にタイムスリップして織田信長に会うというストーリーは目新しいものではない。
それをどのように新しく見せ、観客をひきつけるのか。腕の見せ所って感じでますます気になりますね。
<キャスト・監督・プロデューサー>
ヒロイン・繭子役 綾瀬はるか
織田信長役 堤真一
森蘭丸 濱田岳
恋人・恭一役 風間杜夫
監督 鈴木雅之(代表作 HERO・おかしなふたり・ショムニなど)
プロデューサー 土屋健(代表作 ステキな金縛り・カノジョは嘘を愛しすぎるなど)
映画「本能寺ホテル」の原作はあるのか?
「本能寺ホテル」には原作がない全くのオリジナルストーリーです。
脚本は相沢友子さん。相沢友子さんの代表作としては「プリンセストヨトミ」「重力ピエロ」「(連続ドラマ)私を旅館に連れてって」「(連続ドラマ)女と男の熱帯」などがあります。
原作はないオリジナルストーリーですが、「本能寺ホテル」という場所は実際にあります。
京都市内にある「ホテル本能寺」は修学旅行などでも使用されるホテルで、来年2017年の11月には老朽化による建て替えの予定があるそうです。
「本能寺ホテル」を見て世界にハマってしまったのならば建て替え前に一度実際に宿泊に行ってみてはどうでしょう。
手ぶらが嬉しい「着物で京散策」-着物レンタル・ヘアセット付1泊朝食プランなんてのもあるようですので、建て替え前に、または映画の上映期間中にお泊まりになると、思い出に残ると思います。
プリンセストヨトミとはどんな映画なのか?
さて、今回集結したキャスト・スタッフの前作「プリンセストヨトミ」はご覧になりましたか?
原作は万城目学さんの長編連載小説「プリンセストヨトミ」です。映画のあらすじは原作とは異なる場面が多々あるようです。
映画のキャッチコピーの「その日大阪が全停止した」の通り、ある日突然大阪の機能が止まった。
始まりは東京から来た3人の会計士。
彼らがある団体の資金がおかしいことに気づいて大阪に調査に来た。
そして調査することで気付く「大阪国」という存在。
日本国内で密かに独立して大阪にひとつの国を築いていた大阪国、日本国政府からの多額の補助金を受けているがその内情は一切不明。
そしてなんと、この大阪国を率いていたのは死んだと思われていた豊臣光秀の子孫。会計士はこの大阪国の不正を暴こうと動き始める。
この日本の中で独立した国という設定は大阪都構想がモデルなのでは?という話もあるそうです。
歴史と今現在の日本が上手く混ざり合った「プリンセストヨトミ」、引き込まれる内容に素敵な俳優女優たち、人気となったのも頷けます。
織田信長が映画や小説などのフィクションに多用されるのは修羅のようなその性格と成果、そして歴史上最も謎が多い本能寺の変という最後の場面からなのでしょうか。
最後に
確かに今現在も憶測が多く定かではない織田信長の最後…、
想像すると幾重にも物語が出来上がっていくのでしょう。
2017年1月公開の「本能寺ホテル」は今までの織田信長やタイムスリップする話とはどう変えてくるのか、どのような物語を生みだすのか。
「プリンセストヨトミ」の評価を考えると期待が膨らみます。映画は全国の映画館で公開されますので、気になる方は是非。
関連記事:本能寺の変を子供でもわかるように解説
コメント