太刀持ちと露払いの意味を徹底解説!色んな視点から見てみるよ!

こんにちは、相撲ファンの管理人です。今回は、横綱土俵入りの太刀持ちと露払いの意味や決め方についてみていきたいと思います。

横綱土俵入りをなんとなくみていた方も、今後は太刀持ちと露払いにも注目して見てみましょう。

また、なんとなくでもいいのでその意味も理解すると、楽しみも二倍になりそうです。そして、その役目は誰がやるのかもわかってくると、横綱土俵入りが楽しく見れると思います。

横綱土俵入りは本場所以外でも、日本各地で見れるのでちょっとして豆知識として、頭の片隅に入れて置いてもいいと思います。

それでは、一緒に太刀持ちと露払いの意味についてみていきましょう。

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横綱土俵入りの太刀持ちと露払いの意味について

本場所の十両の取り組みが終わった後に、幕内力士の土俵入りがあります。その後に横綱の土俵入りになります。

横綱の土俵入りは花道から、立行司、露払い、横綱、太刀持ちの順番で土俵にあがります。複数の横綱がいる時でも、土俵入りは一人づつ行います。

太刀持ちとは

右側で刀を持っている力士が、太刀持ちです。この刀は本物ではなく、竹で出来た「竹光」のようです。以前は本物の刀を使ったこともあるようです。

この刀は竹でできていますが、結構な重量があるので、このようにもっているのは結構きついようですが、鍛えられるのでいいという力士もいるようです。前向きですね。

元々の太刀持ちとは、武家社会で奉行の刀を付き人が持っていたのが始まりです。奉行は短刀を腹に入れています。

奉行が上座に座ると、太刀持ちが刀を奉行の左側に置いて、退きます。また移動する時には、刀を持って、奉行の後につきます。

なので、横綱の土俵入りでも、太刀持ちは横綱の後につきます。退場の時も後ろにつきます。

露払いとは

露払いは入場のときも退場の時も、横綱の前を歩きます。とくに持ち物はありません。写真の左側にいる力士が、露払いです。

もともとの露払いの意味とは、先導する役目の人のことを指します。江戸時代の大名行列では、したーにー、したーにといって先導する役目の人を露払いと呼んでいました。

それは、早朝に草むらを歩くときに、草に朝露がついていてそれを払いながら歩くことから、露払いと呼ばれました。かなりびしょ濡れになったことでしょう。長靴がないですからね。

太刀持ちと露払いはどうやって決めるのか?

太刀持ちと露払い決め方は、基本的には横綱と同じ部屋の関脇以下の幕内力士です。同じ部屋の大関はやることはありません。十両の力士が務めることもありません。

もし、同じ部屋に該当者がいない時は、同じ一門の力士が務めます。他の一門の力士が務めることはほとんどないようです。

太刀持ちのほうが、番付が上の力士が務めます。先導役の露払いは、昔から身分が低いものが務めていたことからそのようになったようです。

ちなみに、2017年の五月場所では高安はまだ関脇だったので、稀勢の里の太刀持ちを勤めています。高安は刀を軽そうに持っていますが、結構重いようです。露払いは二所ノ関一門の松鳳山です。

横綱土俵入りの雲竜型と不知火型の違いなどについて書いた記事もありますので、参考にして下さい。

▶️横綱土俵入りの型について!雲龍型が不知火型より多い理由が意外だった!

横綱と取り組みがある時はどうするのか?

その日に横綱と取り組みが決まっているときは、太刀持ちか露払いは他の力士と交代します。また、太刀持ちと露払い同士の取り組みがあるときも、どちらかが変わります。

これは、同じ部屋同士の力士の対戦はありませんが、同じ一門どうしの対戦はあるからですね。

その日に戦うもの同士が、仲良く横綱の土俵入りをやると気合が入らないからなのでしょうか?

横綱土俵入りのやり方

横綱は土俵入りの時は、柏手を打ち四股を踏み、せり上がった後に再び四股を踏みます。右足を上げる四股が2回、左足を上げる四股が1回です。

この時の横綱が四股を踏むときに、観客が「よいしょ~っ」という声がかかります。観客もこれを言うのを楽しみにしています。

柏手の打ち方や型にも各一門によって違いがあるようです。

太刀持ちと露払いに報酬は出るのか?

太刀持ちと露払いをやったからといって、相撲協会から報酬が出ることはありません。しかし、横綱の土俵入りの手伝いができるということは、力士としても名誉なことなので、誰もが経験したいことでしょう。

相撲協会からは報酬は出ませんが、その時の横綱がお小遣い程度の報酬を渡しているようです。金額はそれぞれの横綱によって違うようですね。

また、横綱には後援会がいますので、後援会からの援助のお金を渡すこともあるようです。

幕内力士にならないと、太刀持ちと露払いはできないので、力士になったなら、一度でもやってみたいでしょうね。

 
 
 
 
 
コラム
 
横綱の土俵入りで、太刀持ちと露払いを務めるのは、同じ部屋か同じ一門と書きましたが、過去には他の一門の力士を使ったこともあります。
 
2014年の春場所で、白鵬の太刀持ちと露払いを他の一門の、時津風部屋の豊ノ島と時天空らが務めました。
 
元々は、同じ一門の旭天鵬と魁聖が勤めていました。しかし、2014年の理事選挙に旭天鵬や魁聖の親方の友綱親方が立候補したことに、白鵬の親方の宮城野親方が喧嘩になり、友綱親方が横綱土俵入りには協力できないといい、宮城野親方も力士は他にもいるから構わないといいこうなったようです。
 
その後、親方同士は仲直りをして、2015年からは、以前のように露払い旭天鵬、太刀持ち魁聖の土俵入りに戻ったようです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、横綱土俵入りの太刀持ちと露払いの意味や決め方についてみてきました。

横綱土俵入りは本場所だけではなく、日本各地で行われる巡業などでもやります。

また、明治神宮や伊勢神宮などで開催される、奉納土俵入りでも行われます。その他にも、土俵開きや引退相撲でもやりますので、いろんなところで見ることができるでしょう。

横綱という相撲の世界では最高の地位につくので、立派な土俵入りを相撲ファンはみたいものです。

太刀持ちと露払いの意味もなんとなくでもわかると、今後の横綱土俵入りを見ても理解が深まって、より楽しく見れると思います。

今後は、太刀持ちと露払いを誰がやるのかを、番付表を見ながら予想して、当たったりするとさらに楽しいですね。

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