里帰りした人も、そうでない人も年末年始はゆっくり過ごせましたか?
大半の仕事も学校もお休みのお正月、美味しいものを食べてはゴロゴロ食べてはゴロゴロ・・・心なしかふっくらしたあなた。
正月はなぜ太るのか?そしてその解消法をご紹介しますね。
なぜ正月太りをするのか?
~高カロリーの料理~
お正月を迎える前に、年末のクリスマスから始まって忘年会などの行事も多く、高カロリーの食事をとる機会が増えますよね。
クリスマスの食べ物
ローストチキン、ローストビーフ、グラタン、ポタージュスープ、フライドポテト、ピザ、シャンパン、ワイン、炭酸飲料など
忘年会の食べ物
鍋と〆のうどんやご飯、焼肉、イタリアン、中華料理、居酒屋メニュー(焼き鳥、揚げ物、肉料理)、ビール、日本酒、カクテル、焼酎、サワー、ソフトドリンクなど
大晦日の食べ物
年越しそば(天ぷら入り)、カウントダウンパーティーでピザのデリバリー、ビールなど
お正月の食べ物
餅、栗きんとん、錦卵、黒豆、お雑煮、煮物、寿司、刺身、肉、蟹、甘酒、日本酒、ビールなど
見ての通り高カロリーな食べ物ばかりが並びます。
お正月は特に炭水化物の摂取も多くなりますし、クリスマスから年明けまでの約2週間でこういった料理を食べ続けることになるので、どうしても太りやすくなるのです。
~体に脂肪を蓄えやすい時期~
冬は寒さをしのぐために体が自ら脂肪を溜め込みやすくなりますので、暑い季節より太りやすくなります。
古代の冬は、今のように高カロリーの食べ物や穀物が少なかったので、冬には脂肪を蓄えて体を守ることが防衛本能だったのです。
~運動不足~
12月に入ると、寒さも一段と厳しくなり自然と外に出る機会も減ってしまいます。
運動したいけど寒い、出かけたいけど寒い、ついつい外に出るのが億劫になってしまいがちですね。活動的だった春~秋と比べて格段にお出かけが減ってしまうのもこの季節です。
大半の企業は年末年始の休暇だけはしっかりと設けているところも多く、毎年この時期だけは旅行に出たり、ゆっくりと実家に帰ったり、家で思う存分ゴロゴロできる嬉しい期間ですね。
そのような環境下でますます、体重が増えたまま年始を迎えてしまう方が多いようです。
正月太り解消に最適な運動
冬の間、確かに脂肪は蓄えやすくはなりますが逆に、夏と比べて基礎代謝はUPするんです。
基礎代謝とは体を動かさなくても、細胞を作り出すためだけに使うエネルギーのことです。
暑い夏は体温を下げるためにエネルギーを使い寒い冬は体温を上げるためにエネルギーを使うのですが、体温を上げる時は、下げるより多くのエネルギーを必要とします。
逆に痩せやすくなる冬、その基礎代謝の良さを味方につけてしまいましょう。
①肩甲骨のストレッチをする
肩甲骨の周りには脂肪を燃やしやすくする細胞があります。
朝起きがけ、テレビを見ながら、仕事の合間に、両手を後ろに組んで肩甲骨と肩甲骨をくっつける要領でギュッとしめてみましょう。
②寝転がって体全体を伸ばす
これなら、寝る前でも起きたばかりでもテレビを見ながらでも簡単ですね。
仰向けに寝転がって、両手両足を思い切り外側に伸ばしてみましょう。
③ウォーキングをする
歩くことは全身の筋肉を使う全身運動なので、足裏だけでなく全身の血行を促進しダイエットに効果があります。好きな音楽を聴きながらまずは家の近所を10分程度から始めてみましょう。この時は荷物を何も持たず体のバランスが良い状態で、必ず運動に適した靴を履いて行いましょう。
④適度なマッサージをする
運動不足、塩分過多などによりこの時期は普段より浮腫みやすくなっているので、浮腫みの解消と血行促進のためにも適度なマッサージを取り入れてみましょう。自分で手足やお腹、足などを軽く摩るだけでも効果があるでしょう。
⑤服装に注意する
重ね着や厚着は、それだけで体温を上げてしまい代謝を下げる原因になりますから、この時期の運動はなるべく薄着で運動量を多くして体温を上げることを心がけましょう。
正月太りに効く食事のとり方は?
~消化の良いものを食べる~
1月7日に七草粥を食べる風習があるのは、お正月に酷使した胃腸を休める効果があるためです。
お粥に代表されるように消化の良いもの(湯豆腐、スープ、うどんなど温かいものが好ましい)を適量食べる工夫をしましょう。
香菜の香りでいただく中華風卵粥の作り方
~カリウムを摂取しよう~
摂りすぎた塩分を排出する働きのあるカリウムが多く含まれている食べ物を摂取しましょう。柿、バナナ、キウイ、納豆、ほうれん草、アボカド、焼き芋、モロヘイヤなど。
~糖質を控え水分を摂取しよう~
摂りすぎた糖質が脂肪に変わる前にエネルギーとして燃焼させてしまいましょう。糖質を制限し体内に残っている糖質がエネルギーに変わるようにすれば良いのです。
摂りすぎた塩分や毒素を排出するために、水分(お茶や水)も多めに摂取するように気を付けましょう。
~腹八分目をこころがけよう~
当然のことながら食べ物自体の摂取量を減らすことが大切です。少量でも満腹感を感じるために口に入れた食べ物はゆっくりとよく噛んで食べましょう。
最後に
少しきつくなったズボンやスカート、なんとなく丸くなった気がするフェイスライン、気になっているあなたに役立つ記事になりましたか?
すっきりとした体で仕事始めや始業式を迎えるためにも、今日から実践してみましょう。
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