最近では、甘酒が健康に良かったり、ダイエット効果があるということで、飲む方が増えてるようで、テレビでもよく取り上げられたりして人気ですね。
そんな甘酒ですが、色々な疑問が湧いてきました。
- 酒粕で作ったものは、アルコールは入っているのでしょうか?
- 甘酒にするときは、火を通すので完全にアルコールは飛んでいるのでしょうか?
- アルコールが飛んでいるとすれば、運転してもいいものでしょうか?
こんな疑問、あなたもありませんか?
そんなわけで、この疑問について調べて見ましたので見ていきましょう。
酒粕の甘酒はアルコールは入っているのか?
日本酒はアルコールが15度前後あります。酒粕はもろみを絞ったものです。絞って出てきた液体を濾したものが日本酒です。
このもろみが酒粕となるわけですが、この絞った状態では、8度前後のアルコールがあります。
これを加熱して、甘酒ができるのですが、1パーセントぐらいはアルコールが残るようです。アルコールが1パーセント未満は、ノンアルコールに分類されます。
ノンアルコールビールやノンアルコール酎ハイなんかは、アルコール1パーセント未満です。なので、アルコールゼロとはなかなか言わないですね。ノンアルコールとアルコールゼロは別物ということで、子供はノンアルコールビールは飲めません。
ちょっと分かりづらいですよね。
缶入りの甘酒もアルコールが1パーセント未満として販売されていますので、お酒ではなく清涼飲料水の分類です。しかし、アルコール1パーセント未満でも注意が必要です。
- お子様
- 妊婦中の方
- お酒が飲めない方
- 母乳をあげてる方
このような方は、酒粕の甘酒は控えた方がいいようですね。
車の運転はしてもいいのか?
結論としては、運転はしない方がいいです。
たとえ、一杯だけでも運転は控えた方がいいと思います。もし、運転があるときは少し休んでからの方がいいでしょう。
ノンアルコールビールもアルコールゼロではないので、運転は控えた方がいいと思います。ノンアルコールという言葉が、どうしても紛らわしいですよね。アルコールが入っていないと勘違いしている方もいるようですね。
過去にもノンアルコールビールで検問でひっかかった方もいるようです。
また、酒粕を使った奈良漬や粕漬けを食べて、検問でアルコールが出た方もいるようですので、甘酒も可能性はあるので、運転は控えましょう。
初詣に神社などで甘酒を配っていることがありますが、運転の方は確認した方がいいでしょう。酒粕の甘酒なのか、アルコールは残っているのかを聞きましょう。
もし、アルバイトの巫女さんが甘酒を配っていて、アルコールが入っているのかはわからないというときは、飲むのをやめた方がいいでしょう。運転があるときは我慢しましょう。
米麹の甘酒なら運転の方も大丈夫なの?
甘酒が米麹から作られたものだったら、運転しても大丈夫です。
米麹の甘酒は完全にアルコールゼロです。米麹は造り酒屋などで、作りますがお酒になる前のものですので、アルコールは入っていません。
造り酒屋が販売している米麹の甘酒がおすすめです。美味しい日本酒を作るために米麹は大切な仕事ですので、酒蔵では麹作りにはかなり気合が入っています。なので、美味しい麹ができるので、甘酒も美味しくなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
甘酒も酒粕から作ったものと、米麹から作ったものではアルコールの残量が違ってきますので、注意が必要ですね。
まとめて見ると
酒粕の甘酒
- アルコールが1パーセント以下入っていることがある
- 子供や妊婦は飲まない方がいい
- 運転の方は控えた方がいい
米麹の甘酒
アルコールがゼロなので誰でも飲める
とても体にいいので、最近では甘酒を飲む方が増えています。飲む方の環境に合わせて、酒粕か米麹かを分けて飲めばいいでしょうね。
米麹の甘酒は作るのが大変なので、市販のものがオススメです。甘酒は冷やして飲んでも栄養効果は変わらないので、一年間飲めますね。江戸時代の頃は、夏バテ防止に冷やした甘酒を飲んで夏を乗り切っていたようですよ。
飲む点滴とも言われて、ブームになっている甘酒ですので、酒粕と米麹でその時に応じて飲み分けして、健康な体を手に入れましょう。
そして一年中甘酒を飲んで、病気知らずの体になってみませんか?
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