いつの頃からか始まった恵方巻。
昔はありませんでしたよね?
私の小さい頃は記憶がなく、コンビニのアルバイトを始めた高校生の頃から見るようになった覚えがあります。
今では当たり前のイベントになりコンビニやスーパーなどで時期が近くなると売り出されています。
恵方巻のようなロールケーキなども売り出されていましたね。
もうそれは恵方巻なのか?と疑問に思えた記憶が新しいです。
では、恵方巻とはなんなのかちょっと調べてみましょう。
恵方巻のルーツは関西。
江戸時代に花街で商売繁盛や家内安全を祈るために始まったとされています。
当時は恵方巻という名前ではなくとりあえず7つの具を入れるということを基本としていたようです。
一本まるごと一気に食べるのは幸福や商売繁盛の運を一気に取り込むという意味から来ています。
他にも下世話な子供には耳に入れたくない、そんな由来もあるようです。
恵方巻をセブイレブンはどのように流行らせたのか?
「恵方巻」と名付けたのは大手コンビニチェーンのセブンイレブンです。
セブンイレブンが恵方巻を売り始めたのは1989年に広島県内の一部店舗で始めたのが最初です。
売られた最初の理由は売り上げが落ちる1月後半~2月初旬に何かないかと当時のエリアマネージャーが探したところ
「どうやら大阪には節分に縁起のいい太巻きを食べるような習慣がある」
という話を聞き試してみようと始めたそうです。
このエリアマネージャーが出世したことで全国にも展開していこうとなり全国のセブンイレブンに広まり、他のコンビニチェーン店やスーパーにも広まっていったという経緯があるようです。
ちなみに恵方巻ではなく節分の寿司という括りで最初に売り始めたのは1983年のファミリーマートです。
この時は大阪府と兵庫県で販売しました。
それでも先に売り始めたファミリーマートではなく、恵方巻という名前とイベントを定着させたのはセブンイレブンということは戦略が良かったということなのでしょう。
まんまとユーザーはそれにはまってしまい、今に至る…という流れはまるで製菓会社が広めたバレンタインのチョコレートのようですね。
セブンイレブンで恵方巻を予約するには?
毎年売り上げが伸びていっているセブンイレブンの恵方巻。
恵方巻を広めたセブンイレブンはその味や種類の多さにも人気があるようですね。
予約はインターネットでの予約と店頭での予約があります。
インターネットでは例年1月初旬に予約が開始され1月いっぱい予約を受けつけています。
受け取りは自宅と近くの店舗と選ぶことができます。
自宅の場合は時間帯も指定できるようです。
この注文後の手間の無さもおそらく予約注文が多い理由なのでしょう。
店頭での予約は店頭に置いてある予約申込書に必要事項を記入して店員に渡すだけ。
控えを受け取ったら引き渡し期間に店舗へ控えをもって取りに行くという流れになります。
店頭予約の方はインターネットよりも早く行われることもあるようです。
予約しなくても店舗によっては恵方巻を用意しておく場所もあるようですが、セブンイレブンは2016年の予約時には予約特典もあったので予約の方がお得かもしれません、要チェックですね。
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その他のコンビニでの恵方巻の買い方は?
他のコンビニは予約注文書はインターネットでダウンロードできても予約は店頭のみというところが多いようです。
ローソンはキャラクターとのコラボレーション企画で作る恵方巻やファミリーマートやミニストップでは早期予約による割引など各コンビニによって特徴が違うのでよく吟味したいところですね。
1人1本となると金額もかさばるもの、安く買えるならそれにこしたことはないですから。
コンビニの他にも2016年はお弁当チェーンのほっともとや寿司屋チェーンのくら寿司、スシローも恵方巻に参入。
寿司があまり好きでない人向けのスイーツ系も売られていたのでこれからももっと様々な種類の恵方巻が増えていくことでしょう。
最後に
ちなみに恵方巻は節分に食べますが、節分は実は2月3日だけではなく春夏秋冬が始まる時期にあたるため正しくは年に4回あるそうです。
そういえば夏の恵方巻とか売り出されていましたね…
もしかしたら春夏秋冬の恵方巻、さらにはまだ知らない恵方巻のようなイベントがまたコンビニから発信されるかもしれませんね…。
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