「イヌリン」って聞いたことありますか?
どうやら注目になっている成分のようですが、私は知らなくてとっさに「犬?」と思いました。
調べてみると健康やダイエットに魅力的な効果がある成分でしたので、簡単にその効果、摂取方法をまとめて見ました。
イヌリンとは?
イヌリンとは水溶性食物繊維です。
じゃあ水溶性食物繊維って何?ってなると思います。
水溶性食物繊維は水に溶けやすく、体内でゲル状になるという特徴を持っています。
ゲル状になった水溶性食物繊維は取り過ぎてしまった栄養や溜め過ぎてしまった老廃物などを包み込んで、排出を促してくれます。
イヌリンを多く含む食品は主に根菜類。菊芋・ごぼう・にら・玉ねぎ・にんにくなどが代表的です。
イヌリンには以下のような効果があり、ダイエット以外にも糖尿病などの治療食としても注目されています。
「便秘解消」
「血糖値の上昇を抑える」
「中性脂肪を減らす」
「カリウムの吸収を促進」
「コレステロール値を下げる」
「ビフィズス菌を増殖」
など身体に嬉しい効果がたくさんあります。
イヌリンのダイエット効果はあるのか?
簡単にまとめますと以下がイヌリンのダイエット効果となります。
●糖分・脂肪・老廃物を外に出す
●インスリンを抑えて太りにくい身体を作る
●便秘解消
●食べ過ぎを抑制する
イヌリンは糖質が含まれた食物繊維ですが、体内に蓄積することはなく脂肪や糖分、老廃物を包み込みとそのまま体外に排出されるためダイエットにいいとされています。
またイヌリンには脂肪を作り出してしまうインスリンの分泌を整える役割もあり、この結果インスリンの分泌が抑えられ脂肪が蓄積しにくくなります。
他にも前述に書いたようにイヌリンにはゲル状になる性質があり、膨長し胃や腸壁を刺激することで低カロリーでも関わらず満腹中枢を刺激し食べ過ぎを防ぐと同時にお通じを良くする働きが期待できます。
イヌリンの摂取の仕方や食べ方は?
イヌリンが一番効果を発揮するタイミングは食事中・食後すぐです。
毎日料理するのはなかなか難しいので今回はオススメの摂取方法を紹介します。
●お茶
イヌリンを多く含むごぼうをお茶として飲みます。
ごぼう茶はノンカフェインということも嬉しいですが、イヌリンの効果以外にも冷え性改善にもつながります。
ごぼう茶は店頭でも売られていますが簡単ですので手づくり方法を載せておきます。
①ごぼうをささがきにする
②ささがきにしたごぼうを広げて数時間天日干しにする
③天日干ししたごぼうを弱火のフライパンで乾煎りする
④水分が無くなりパリパリになったら完成
あとは、ごぼうをお茶のパックにつめる、直接お湯をかけるなどしてお茶を飲んで下さい。
【ごぼう茶は手作り!健康・アンチエイジングに(作り方解説)】
●サプリメント
イヌリンは多く取り過ぎてしまうと副作用(胃腸のガス蓄積、胃痙攣、胃腸の不快感)が現れてしまいます。
そのため1日の摂取目安は8グラム~14グラム、摂取期間も8週間とされています。
長期的に取り続けるのは身体にかえって悪影響を及ぼしてしまいます。
そこでオススメがサプリメント。
サプリメントでしたら用法を守れば取り過ぎてしまっただろうか?という不安を抱くこともなく確実にイヌリンを摂取することが可能です。
おすすめは、こちらのイヌリンとHMBのサプリメントです。人気もありますので、効果が期待できます。
最後に
イヌリンが注目され始めた今、粉状にしたイヌリンの加工食品などもあるようです。
イヌリンの粉をヨーグルトにかけてビフィズス菌効果を狙ったり、ごはんに混ぜて摂取したり、方法はたくさん思いつきそうですね。
ですがサプリメントのところで書いたように長期間・大量摂取はイヌリンには向きませんのでその量、期間は体調を見ながらきちんと調整しましょう。
また、イヌリンはアレルギーショックを引き起こす可能性もあるので十分に注意して下さい。
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