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母の日にカーネーションをあげるのはいつから始まったのか?

母の日

母の日にカーネーションをあげるのが、当たり前のようになっていますね。いったいいつ頃から始まったのでしょうか?なぜカーネーションをあげるのでしょうか?

そんな疑問がありましたので、調べてみました。

母の日は、日ごろのお母さんへの苦労をいたわり、お母さんに感謝を示す日です。日本では5月の第2日曜日が母の日に当たります。そんな母の日ですが、いつ頃から始まったのでしょうか?

また、母の日が始まったのは日本なのでしょうか?意外とこの辺のことは知らなかったので、調べて見ました。なんとなく世間に流されて母の日を過ごしていたような気がします。

カーネーションを贈るのにも意味があったのですね。

普段言わない「ありがとう」をイベントだからと言うのは照れ臭いものですが、イベントだからこそ言える言葉でもありますよね。

そんな母の日について調べて見ました。

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母の日にカーネーションをあげるのはなぜ?

母の日と言えばカーネーションですが、なぜなのか。

アンナがカーネーションを贈ったからでしょと言われれば、そうですとしか答えようがないのですが、カーネーションはアン・ジャービスが生前好きだった花なのだそうです。

また、聖母マリアが磔にされたキリストの姿を見て流した涙のあとに生まれた花がカーネーションだったからという説もあります。

さて、贈る際に母は赤、亡くなった母には白というイメージもありますが、ここでカーネーションの花言葉を見てみましょう。

色によって花言葉が違います。

花言葉を知らずに綺麗だからと色を選んで失敗しないよう気を付けてくださいね。

 

 赤   … 母の愛・愛を信じる

 ピンク … 感謝・暖かい心・美しい仕草

 オレンジ… あなたを熱愛している

 白   … 尊敬・私の貴方への愛情はいきている

 

赤やピンクはまさに母の日という感じですね。

でも余り黒みがかった赤だとまた花言葉が変わってくるので要注意。

オレンジは妻や恋人に贈るといいでしょう。

私は紫もオススメです。花言葉は「気品」「上品」。

ちょっとクールなお母さんにはこっちが似合うかも。

 

贈ってはいけないのはこれらの色になります

 

 濃い赤 … 私の心に悲しみを・欲望

 黄色  … 軽蔑・嫉妬・愛情の揺らぎ

 

黄色とか可愛らしいですが花言葉はちょっと…というイメージですね。また白の花言葉を母へ手渡しするのも危険、非常識と思われてしまいますよ。

ちょっと人と違うところを狙いたいなら「青」のカーネーションを。青は品種改良、遺伝子改良や着色によって作られた自然には咲かない色です。

花言葉は 青・・・「永遠の幸福」。

 

母の日は日本ではいつから始まったのか?

母の日の始まりはキリスト教で、アメリカが始まりと言われています。

ことの始まりは19世紀、1870年。

女性参政権運動家のジュリア・ウォード・ハウという人が、夫や子どもを戦地へ送るのは今後絶対に拒否しようという声明を「母の日宣言」と言って発しました。

しかしながらこれは正直言って普及することはありませんでした。

もともと、ジュリアがこの案を出したのは、アン・ジャービスという女性の活動にヒントを得たからでした。

アンは南北戦争中に「母の仕事の日」という日を設けて敵味方を問わず兵のための衛生状態を改善するために地域の女性を集めて活動していました。

そして、このアンが亡くなった後の、娘アンナの行動が今の「母の日」につながるのです。

 

アンナは母のアンが亡くなった後、亡き母を想い母が勤めていた教会で、記念会をはじめ白いカーネーションを送るようになったのです。

このアンナの行動に感銘を受け母を想う、労わる日の大切さを感じた教会が1908年5月10日に「母の日」を祝ったと言います。

これが「母の日」の起源と考えられています。アンナは参加者全員に白いカーネーションを手渡し、カーネーションが母の日のシンボルとなりました。

日本で「母の日」が行われたのは1913年が最初です。

1913年にアンナからメッセージが届いたのがきっかけで、宣教師たちが働きかけを始めます。

その後婦人会が結成されたり、皇后の誕生日を母の日にしてみたりと紆余曲折ありましたが、正式に「母の日」が定められたのは1949年で、アメリカの「母の日」にならって日付も5月の第2日曜となりました。

カーネーションを母の日に贈ることもアメリカと同じように日本にも母の日と遺書に定着しました。

 

海外での母の日はあるのか?

海外でも母の日はありますが日付は違います。

日本はアメリカに倣って制定しているので一緒ですが国や地域によって日付も贈る花や物も違います。

タイでは8月12日が母の日で母への感謝の気持ちで、水色の服を着ます。

贈る花はジャスミンです。

イタリアでは日本と同じで、5月の第二日曜日です。

贈る花はアザレアです。

フィンランドでは日本と同じで、5月の第二日曜日です。

贈る花はヴォッコという二輪草の野の花。

オーストラリアでは日付は日本と同じですが、ちょうど花の見ごろだからと菊の花を贈るそうです。

ちょっと日本では考えられませんが、国によって花のイメージが違えば見頃の綺麗な花を贈るのは当たり前ですよね。

海外では花の他に誕生石の小物やアクセサリーを贈るのが人気のようです。

誕生石を贈るというのはいいですね。

カーネーションだと「母の日」感が強くて、恥ずかしいし花を贈られるのが好きじゃない、という人もいますが、小物やアクセサリーを嫌がる人はあまりいないですから、恥ずかしがらずに渡せるいい贈り物だと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

調べて見ると母の日も深いですね。

母親の愛から始まっていたのですね。

普段はなかなか言えない感謝の言葉ですが、母の日があることですんなり言えますね。

プレゼントも母の日だとわたしやすいのでいいですね。

世界中で母の日は特別な日とされていることから、どこの国でも母親には感謝しているのですね。

母親の偉大な愛とその母に感謝する気持ちが世界共通だということにあらためて気づきました。

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