ふぐ料理の歴史のついて!てっさの語源は?

皆さん、『ふぐ』と聞いて何が頭に思い浮かびますか。

ふぐ刺し、ふぐ鍋、から揚げ、白子、ひれ酒等食べ方の人もいるでしょうが、中毒死を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

ふぐ自体食べられる様になったのは、縄文時代の事だとされています。

ふぐと言えば高級料理として知られていると共に、毒がある事でも有名です。

その事から、ふぐを捌くためには、調理する技術があるという免許が必要になります。

そんな魅力に溢れるふぐ料理の事について少し説明致します。

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ふぐについて

日本近海には約70種類のふぐがいるとされ、そのうち22種類のふぐが食用として認められています。

なぜ、この様な言い方をするのかと言えば、ふぐは肝臓や皮等に毒を持っているからです。

よって、厚生労働省によって食用に適しているふぐも厳しく定められています。

ふぐ食の歴史は古く、エジプトの壁画にも残されており、日本でも縄文時代の貝塚から骨が発見されています。

豊臣秀吉は朝鮮出兵の際、ふぐを食べて死んでしまう家来があまりに多く食べる事を禁じました。

江戸時代も同様に幕府は食べる事を禁じていて、毛利藩は食べた事が発覚すればお家断絶の厳しい罰を与えたほどです。

ふぐ食の解禁についても、初代総理大臣の伊藤博文が許したとされています。

下関に立ち寄った際時化によって出す魚が無く、罰を覚悟で出しふぐがあまりに美味しく感動したため解禁したという事です。

どちらにしても命懸けの食べ物と言えますね。

ふぐ刺し

ふぐ食の呼び方について

ふぐは地方によって呼ばれ方があります。

中でも高級とされるトラフグの本場下関・北九州では、福に繋がる様に「ふく」と呼びます

関西では当たったら死んでしまう事から「テッポウ」と呼び、テッポウの刺身だから「テッサ」、ちり鍋だから「テッチリ」と言います。

ふぐ鍋

長崎ではやはり食べたら死ぬかもしれないところから、棺桶の方言の「ガンバ」と呼ばれています。

これだけ死を連想させる人気食材というのも珍しいものです。ふぐは捨てる部分が無いとされるぐらいの食材で、肝臓以外はあらゆる所を食べます。

皮も食用として珍重され、ひれもひれ酒として利用します。

白子も高級食材とされ鍋に入れたり、揚げたり、焼いたりして食べます。鍋の後の雑炊も定番食として人気があります。

ふぐ調理師免許について

ふぐの調理師免許を取るには、ふぐを扱っている料理店での修行が必要です。

ふぐ料理店でまずは、2年働いて調理師免許を取得します。先に調理師専門学校などで所得していれば、問題ありません。

ふぐ料理店で3年間働いた実績がないと、試験を受けられません。

各都道府県によって試験の難易度が変わってくるので、どこの都道府県で受けるのかも重要になってきます。

ふぐの調理師免許を受けるのですから、ふぐをさばく練習が必要です。

これもふぐの料理店でやるか、ふぐの調理師免許を持っている人に教えてもらわないといけません。

とらふぐで練習するとなったら、何万円もするので簡単にはできませんので、やっぱりふぐの料理店で働くのが一番早いと思いますね。お店のふぐで練習させてもらえればですが。

まとめ

ふぐを食べて亡くなる方は、毎年の様にいるのも事実です。

ただそれは、ふぐを捌くための免許が無い人が自分で調理し食べて亡くなる場合がほとんどで、通常ではあり得ない事です。

ただし、種類によっては皮や身の部分等にも毒がある種類もいるため、食用しても良いとされるふぐが法律によって定められているのです。

そうそう庶民には食べる事が出来るものではありませんが、たまには食べたい高級食材です。

テレビでやっている、ふぐ刺しをがバーっとやってみたいですね。

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