横綱に昇進した直後に優勝した力士は意外に少なかった!

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横綱に昇進した次の場所で優勝した横綱は、調べてみたら以外に少ないことがわかりました。それだけプレッシャーもあり、周りからも期待されるとなかなか本来の力が出ないようです。

2017年の3月場所に19年ぶりの日本人横綱に稀勢の里がなりました。皆さんもご存知方思いますが、横綱になっての初めての場所で奇跡の優勝をして、感動を呼びましたね。

そんな稀勢の里が横綱になって初めての場所で優勝したので、以前には何人ぐらいいたのかを調べてみましたので、もし良かったらお付合いください。

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横綱に昇進した直後に優勝した力士

昭和24年5月場所以降の記録ですと、横綱に昇進した直後に優勝した力士は、2017年に横綱になった稀勢の里を含めても、4人しかいません。

32人の横綱がいましたが、4人しかいないのは意外でしたね。

四股名

新横綱成績

昇進場所

千代の山

9勝6敗

1951年9月

鏡里

10勝5敗

1953年3月

吉葉山

15休

1954年3月

栃錦

10勝5敗

1955年1月

初代若乃花

12勝3敗

1958年3月

朝潮

10勝5敗

1959年5月

柏戸

12勝3敗

1961年11月

大鵬

13勝2敗

1961年11月

栃ノ海

10勝5敗

1964年3月

佐田の山

12勝3敗

1965年3月

玉の海

13勝2敗

1970年3月

北の富士

13勝2敗

1970年3月

琴櫻

11勝4敗

1973年3月

輪島

11勝4敗

1973年7月

北の湖

11勝4敗

1974年9月

二代目若乃花

11勝4敗

1978年7月

三重ノ海

11勝4敗

1979年9月

千代の富士

1勝2敗12休

1981年9月

隆の里

15戦全勝

1983年9月

双羽黒

3勝4敗8休

1986年9月

北勝海

11勝4敗

1987年7月

大乃国

8勝7敗

1987年11月

旭富士

13勝2敗

1990年9月

10勝5敗

1993年3月

貴乃花

13勝2敗

1995年1月

三代目若乃花

10勝5敗

1998年7月

武蔵丸

12勝3敗

1999年7月

朝青龍

10勝5敗

2003年3月

白鵬

11勝4敗

2007年7月

日馬富士

9勝6敗

2012年11月

鶴竜

9勝6敗

2014年5月

稀勢の里

13勝2敗

 2017年3月

それでは、横綱に昇進した直後に優勝した力士の4人を見ていきたいと思います。横綱になった重圧とプレッシャーで思ったような相撲が取れないようです。このプレッシャーに勝って、優勝するのはすごいことですね。

第48代横綱 大鵬幸喜(たいほうこうき)

1960年には子供の好きなものということで、「巨人、大鳳、卵焼き」という流行語を産みました。それぐらい人気の横綱でした。

1961年11月場所に大鵬と柏戸が同時に横綱に昇進します。この時、大鳳が21歳3ヶ月、柏戸が22歳9ヶ月で、最年少横綱記録を23歳3ヶ月から破りました。

この時から大鵬、柏戸の「柏鵬(はくほう)」時代となり、相撲人気が最高潮になります。

まだどこの家庭にもテレビはなかった時代で、テレビのある飲食店やお店などは大鵬の取り組みが見たくて、たくさんの人が押し寄せていました。

戦後の高度経済成長期の時代で、どんどん日本がよくなって、景気もよくなっていった時代です。

横綱昇進後の大鵬は柏戸には負けたものの、13勝2敗で優勝しました。柏戸は12勝3敗で準優勝です。

この後も、大鵬と柏戸の戦いで相撲人気は続きますが、通算成績では

大鵬の18勝9敗でした。優勝も大鵬が29回、柏戸が4回で圧倒的に大鵬がすごい結果を残しています。大横綱の基準と言われるのが、優勝が20回以上ですので、まさに大横綱です。

2013年1月19日に72歳で亡くなりましたが、2013年2月25日に安倍内閣より、国民栄誉賞を授与されています。相撲界では、千代の富士についで2人目です。

第59代横綱 隆の里俊英(たかのさととしひで)

横綱になったのが、30歳と11ヶ月でしたので、少し遅めの横綱昇進でした。

優勝はわずか4回でしたので、大横綱とまでは行かなかったものの、のちの大横綱の千代の富士に勝ち越しています。当時は千代の富士の天敵と言われていて、千代の富士がその後活躍したのも、隆の里がいたからと言われています。

横綱昇進後は、全勝同士で千代の富士との対戦を迎えて、見事に勝利しています。横綱昇進後に優勝した横綱の中で、全勝優勝は隆の里だけです。

横綱の在籍は15場所で終わり、そのうちの6場所は休場してます。横綱になった年齢が少し遅かったので、仕方ないかもしれませんね。

引退後は、鳴戸部屋を開いて親方として、後進の指導に当たります。厳しい指導で有名ですが、横綱の稀勢の里や大関の高安を育てています。

隆の里は若い頃から糖尿病を患っており、鳴戸部屋では食事に関しても厳しくしていたようで、とにかく手作りで体にいいものをバランスよく食べさせていたようです。

長年糖尿病と喘息で苦しんでいた鳴戸親方は、59歳で急性呼吸不全で亡くなります。現在は、元前頭八枚目の隆の鶴が田子の浦親方として、鳴戸部屋を引き継いで、田子の浦部屋として後進の指導をしています。

第65代横綱 貴乃花光司(たかのはなこうじ)

相撲に詳しくない人でも知っている、貴乃花ですね。お兄さんの若乃花と、若貴時代で一大相撲ブームを巻き起こしました。父も元大関の貴乃花で母は女優の藤田紀子さんなので、子供の頃から、兄弟ともにマスコミで注目されていました。

そんな貴乃花は出世も早く、横綱になったのは22歳3ヶ月で白鵬より1ヶ月遅い、歴代4位です。双羽黒廃業事件があったので、連続優勝が横綱の昇進条件となり、2場所ほど遅く横綱になりました。

大関で2場所連続全勝優勝で、横綱になった1月場所では30連勝から記録がどこまで伸びるのかと、期待されましたが、初日にいきなり武双山に負けて、連勝記録が終わりました。

しかし、横綱昇進後は13勝2敗で横綱武蔵丸との優勝決定戦に勝利して、見事優勝しています。

その後も横綱在籍49場所(歴代4位)で、優勝を15回しています。幕内優勝回数は22回です。22回の優勝回数は歴代6位なので、まさに大横綱の一人と言えます。

その後膝の怪我により、7場所連続の休場をすることになりました。これは、横綱では前例がないことでした。その後復帰して、12勝3敗で準優勝するも次の場所(2003年1月場所)で、肩を怪我をして8日目に引退を決意します。この時30歳5ヶ月でした。

現在の貴乃花は、貴乃花部屋を開いて親方として後進の指導に当たっています。また、日本相撲協会では理事として頑張っています。いずれ理事長になることでしょうから、新しいことをやると思われます。

第72代横綱 稀勢の里寛(きせのさとゆたか)

2017年の1月場所で日本人としては19年ぶりの横綱誕生で、相撲人気が復活してきました。2003年1月場所で貴乃花が引退してから、14年間日本人横綱が不在でしたので、相撲界が大いに盛り上がってきました。

横綱昇進後の2017年の3月場所では、12連勝と好調でしたが、13日目に対戦した日馬富士に破れ、土俵下に落ちた時に左肩を負傷して、次の日は無理だろうと思われたが、出場しました。

しかし、鶴竜に寄り切られて12勝2敗となり、照ノ富士が13勝1敗だったので、優勝は誰もが諦めていました。

千秋楽では照ノ富士との対戦で、稀勢の里が登場すると、左肩にびっしりとテーピングをして、腕が真っ黒に変色していた姿は、皆無理だろうと思っていました。

そんな心配はいりませんでした。なんと、稀勢の里が突き落としで照ノ富士に勝利した時の、会場は拍手が鳴り止みませんでした。

そして、まさかの優勝決定戦に持ち込み、照ノ富士に土俵際まで押されもうダメかと思ったが、奇跡の小手投げが決まって、まさかの逆転優勝を遂げました。

私もテレビをみながら感動しました。照ノ富士もまさか2連敗するとは思ってなかったでしょう。稀勢の里も涙を流しながらインタビューを受けていたことには、また感動しました。

2017年の5月場所では、左肩の怪我がまだ完治していないのに出場しましたが、6勝5敗となった12日目から、力が入らないという理由で休場しています。

年齢も30歳ということと、左肩の怪我が今後どうなるかによっては、長くは横綱はできないかもしれませんが、稀勢の里の押し相撲はみていて、ワクワクしますので面白いです。

それとがっぷり四つに組む四つ相撲で勝つ姿も、気持ちがいいですね。ほとんど引き落としや変化などはやらないところが、私は好きですね。

今後もできる限り長く横綱を続けてもらいたいです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。昭和24年以降の1場所15日制になってからの横綱昇進後の優勝した力士をみてきましたが、わずか4人しかいなかったことは意外でした。

また、4人の横綱についてみてきましたが、みなさん相撲界にとってはなくてはならない人気者ですね。

朝青龍や白鵬でも、横綱昇進後は優勝できなかったのは、やはりプレッシャーや重圧は相当あったのでしょう。それだけ大変なことなようです。

今後はどんどんと日本人横綱が誕生してもらいと思いますが、やっぱり強い外国人横綱の存在もなくてはならないものだと思います。

そして、強いもの同士の戦い合う姿が面白いですからね。今後も相撲からは目が離せません。

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