甲州ワインが美味しくなって世界で認められるようになったのはなぜか?

今は世界だけでなく、日本でもたくさんワインが良く飲まれるようになりました。

ワインバーなるおしゃれなお店から、コンビニでも手軽に買えるワインまで、幅広くなったことから飲む機会も増えたのでしょうね。

世界のワインは美味しいイメージですが、日本も捨ててはおけません。

日本のワインも今、注目され始め、中でも「甲州ワイン」に一目置かれています。

ここ数年で、美味しくなって世界で認められるようになりました。

なぜ、ここまで品質向上して美味しくなってきたのかを観ていきましょう。


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甲州ワインの世界での評価は?

2016年の世界最大級の国際ワインコンクール「デキャンター・ワールド・ワイン・アワーズ」には1万6000と数多いワインが参加していました。

山梨県甲州市の中央葡萄株式会社

「Grace Extra Brut 2011」

「Grace Koshu Private Reserve 2015」

の2つの銘柄が、スパークリングワイン部門でプラチナ賞とベストアジア賞を受賞しました。

またこの中央葡萄酒のワインは2014年と2015年にも受賞を果たしています。

世界からはこの10年程で、甲州ワインは飛躍的によくなっていると評価されています。

甲州ワインはさわやかな香りと、軽めのアルコールが和食だけでなく、フレンチなどの洋食などに合うため、健康志向が強くなっている今の時代にピッタリで、これからますます注目されるワインとされています。


甲州種のワインが美味しくなってきたのはなぜか?

甲州ワインが美味しくなった理由、それは大きく2つあります。

まずはワインの原料である「ぶどう」の質が良くなったことです。

普段食べるぶどうと、ワインに使用するぶどうとでは質が異なります。

日本のワインはもともと、食用で出荷できないぶどうをワインにという考えで、作られていました。

食用に作られたぶどうではいいワインが出来ないため、世界には通じない出来だったのは確かです。

その考えを改め、ワインのためのぶどうを研究し始めたため、質が上がり美味しい原料となりました。

先ほど世界のワインコンクールで賞を取ったと書いた、中央葡萄酒の三澤彩奈さんが甲州ぶどうの栽培の、研究で品質向上に一役買った方です。

三澤彩奈さんは中央葡萄酒の娘さんで、後を継ぐことを決めます。

その時お父さんに言われたのが、「地獄へようこそ」です。

それぐらい、大変なことだったようです。特に女性には大変だそうです。

三澤彩奈さんは、甲州ぶどうの糖度が低いために美味しいワインができないことに気づきます。

そして、頑張って糖度を20%以上にあげることに成功します。

そこまでの道のりは想像できないほど、大変だったようですね。

美味しいぶどうができれば、美味しいワインもできるということで、いかに原材料が大事かということです。

そして、美味しい甲州ワインができて、世界で認められることになりました。


このように甲州ぶどうの「研究する人が増えた」ことでどんどんと美味しい甲州ワインができるようになりました。

ワインのために醸造から学ぶ人や、メーカーが増えたために美味しさが追及されるようになりました。

そして国際ワインコンクールという場所も、たくさんの人の意見が聞けて客観的に、自分のワインを見直すことが出来る場があることで、更なる向上が望めたのです。


甲州ワインの特徴とは?

甲州ワインに使用するぶどうは、世界のワインとは違う大きな特徴は「和食に合う」という事です。

原料となる甲州ぶどうは程よい甘みと酸味、それにほんの少しの苦みがあるワインのための、ぶどうです。一見、赤皮のぶどうですが白ワインの品種に使われています。

昔は「酸味が弱くて水っぽい、香りが少ない」ワインという評価でしたが、醸造方法を変えたことによってコクを出すことが出来ました。

世界のワインに比べてそのコクもまだまだ少ないのですが、それが和食に合うワインとして評価されています。


最後に



今までは、輸入したぶどう果汁にアルコールを添加して、日本で作ったから国産ワインと言っていましたが、今後は法律が変わって、国産ぶどう100%でないと、日本ワインと名乗れなくなりました。

当たり前な話ですね。

それと、その土地の名前をワインにつける時は、その土地のぶどうが85%以上使用しなければなりません。

そのため、今後は地名が使えなくなるワインもあるようです。

輸入したぶどう果汁を使用して、日本の地名のワインっておかしいですよね。

やっと、日本のワインが国も認めて、まともになったということですね。

これからが、日本ワインの夜明けじゃ!

飲み手としてですが!

ワインの世界は広い。赤に白にロゼ、スパークリング。

種類によってグラスを変えれば美味しさは倍増。

寝かせればまた味わいも増す。値段はピンからキリまで幅広い。

苦手だな、よく分からないなって思うけれどこの中から、自分の好みを探すのもまた楽しいものです。

甲州ワインのようなさっぱりとアルコールが低いワインであれば、苦手な人も美味しいと感じるかも、試してみてはいかがですか?

母国のワインが世界で見直されるということはなぜか嬉しいものです。

これからも美味しいワインを追及し続けてほしいです。

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