元々はボルドー4大シャトーだった!5大シャトーになったいきさつとは?

ワインの生産地フランス・ボルドー。

ここのワインは良質なワインを送り出したことから「ワインの女王」と呼ばれています。

ボルドー地区は中央を流れるジロンド川が、ワインの原料のブドウの栽培に適した土地を作っているそうです。

ジロンド川の左岸にあるメドック地区がボルドー5大シャトーが作られる地区です。

メドック地区では主に、カベルネ・ソーヴィニヨンが作られます。

そんなこの場所で最も良いワインとして知られている「ボルドー5大シャトー」、今回はそれを紹介します。


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ボルドー5大シャトーとは?

ボルドー5大シャトーとは、フランスのボルドー・メドック地区のワイン格付けで一級品の称号が与えられた世界トップクラスのシャトーの総称です。


「シャトー・ラフィット・ロートシルド」

ボルドー5大シャトーの筆頭とも言われるシャトー。究極のエレガンスさで貴族にも愛されました。今でも若いヴィンテージものでもなかなか手に入れるのは難しいとか…


「シャトー・マルゴー」

作家のヘミングウェイが愛したことで知られるワイン。女性的な味わいのワインで「フランスワインの女王」とも呼ばれています。


「シャトー・ラトゥール」

シャトー・マルゴーと正反対のボルドー5大マルゴーの中でも最も男性的とされるワイン。また他のワインに比べて不作知らずと言われるほど安定したワイン作りも特徴のひとつです。


「シャトー・オー・ブリオン」

メドック地区の格付けにも関わらずグラーヴ地区から選ばれたボルドー最古の歴史を誇るワイン。シャトー・オー・ブリオンは5つの中でもっとも香りが高くてライトなワインと言われています。


「シャトー・ムートン・ロートシルド」

ボルドー5大シャトーの中で最も豪勢・派手と言われるシャトー。じっくり熟成させると獣肉のような艶めかしさが現れる魅力的なワインです。また毎年、著名画家によって描かれるラベルも好評でコレクターに人気です。


ボルドー5大シャトーになったいきさつは?

ボルドー5大シャトーが定められたのは1855年に、パリで万博が行われたのがきっかけでした。

ワインで盛んなフランスでは世界各国から訪れる人に美味しいワインを飲んでもらいたい、という考えから、良いワインとそうでないワインを分けておく必要があると思いました。

メドック地区だけでこの仕訳が行われた理由は諸説ありますが、一番有名なのが主に輸出していたボルドーワインのほとんどがメドック地区のものだったからと言われています。

パリ万博の最高権力者だった、ナポレオン3世がイギリスの出身だったこともあり、ボルドーが一時期イギリスの領土であったこともあり、ボルドーのワインで貿易をしようと考えます。

そこで、ナポレオン3世は1級から5級までの格付けをつけることに決めます。

最初は1級は4つでした。

ボルドー4大シャトーでした。シャトー・オー・ブリオンだけがグラーブ地区で後の3つはメドック地区でした。

シャトー・オー・ブリオンは例外的に選ばれたようです。

制定当初はボルドー4大シャトーでしたが、1973年に「シャトー・ムートン・ロートシルド」が第二級から第一級に昇格したことでボルドー5大シャトーとなりました。

この時の有名な逸話として

「われ一級になりぬ、かつて二級なりき、されどムートンは昔も今も変わらず」

という言葉が残されています。

一級になるために4世代にかかって畑や技術、熟成方法など全ての改良を重ねた、まさに努力による結果だというのにこの驕らない言葉、名言となるわけですね。


ボルドー5大シャトーの相場は?

ボルドー5大シャトーなどと言われると飲んでみたいと思いますよね。そこで年間相場価格と年間生産本数を調べてみました。


「シャトー・ラフィット・ロスシルド」11万8千円 24万本

「シャトー・マルゴー」       7万2千円 20万本

「シャトー・ラトゥール」      8万8千円 18万本

「シャトー・オー・ブリオン」    6万5千円 13万本

「シャトー・ムートン・ロスシルド」 6万6千円 30万本


た、高い…。

一般人の私にはどうにも手が届きそうにないです。

ちなみに日本で一番人気はシャトー・マルゴー。

映画「失楽園」で主人公が最後のシーンで口にしているワインで、有名になったのも日本人に愛される理由でしょうか。

でも味の説明だけみると私もこの女性的なシャトー・マルゴーを飲んでみたいと思いました。


最後に

大切な人、恩のある人への贈り物としても選ばれるボルドー5大シャトー。

いつの日か飲める日が来るといいのですが…

でも熟成させるのならば年老いて飲めなくなるまえに早めに買わないと…

ワイン貯金でも始めようかと思います。特別な日に、特別なワイン、憧れますね。

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